ロッテ、完封負けで連勝ストップ – 日本ハム戦振り返り

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 日本ハムとの対戦が行われたZOZOマリンスタジアムでは、ロッテが0-2で敗れ、連勝が4でストップした

この試合はロッテにとって今季24回目の完封負けとなり、なんと7年ぶりに80敗を記録する結果となった

先発種市の力投

 先発登板したのは種市で、彼は9回を投げて4安打2失点という結果を残した

しかし、その内容は光るものであり、自己最多の15奪三振を達成した

種市は試合中、最速155キロの直球に加え、フォーク、そして中盤からはスライダーを織り交ぜた

特に第一打者から第五打者までに11個の三振を奪うパフォーマンスは圧巻だった

種市のコメント

 試合後、種市は「真っ直ぐはメカニック的にも納得いくものが出せた」と自身の投球に手応えを感じているようだ

しかし、一方で打線の援護がなかったことや、清宮選手のホームラン、続く三回の3連打で失点したことについて「調子が良かった分、ちょっと雑になっていた

そこが1番の反省点」と悔いを吐露した

監督の評価と打線の課題

 これに対し、吉井監督は種市の投球を「よかったです

まっすぐも強かったし、フォークも低めに決まっていました」と高く評価した

だが、ファイターズの戦略に関して「今日はファイターズの作戦がみんなバッターボックス前に立っていた」と指摘し、選手たちが真っ直ぐを狙い撃ちされたことを示唆した

さらに打線のパフォーマンスについても「達投手は真っ直ぐが良い投手なので、そこをやっつけようと思ったが、変化球にかわされてしまった」と説明

シーズンの厳しい結果には「これほんと、結果なんで」と冷静にコメントした

今回の試合は、種市投手の力投が光る一方で、ロッテの打線の奮起が求められる結果となった。特に完封負けは厳しい状況を露呈しており、今後の試合に向けてどのような対策を講じるかが鍵となるだろう。監督の言う通り、さらなる成長が期待される。データに基づいた打撃戦略の見直しが急務だ。
キーワード解説

  • 完封負けとは? 試合中に一方のチームが得点を挙げられず、もう一方のチームには得点があった場合、その得点が逆の相手チームに対して完封されることを指します。
  • 奪三振とは? ピッチャーがバッターを三振に打ち取ることで、その回数を指します。三振になることで打者はアウトとなり、チームの守備が有利になるため、重要な指標です。
  • メカニックとは? 投球の動作やフォームを指します。ピッチャーのメカニックが良いと、ボールの速度やコントロールが向上し、より効果的な投球が可能になります。

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