荘司康誠、痛みをこらえて力投も楽天はオリックスに敗戦
◆パ・リーグ オリックス２―０楽天（２７日・京セラＤ） プロ野球のパシフィック・リーグにおいて、楽天の先発投手荘司康誠が２７日の試合でオリックスに０－２で敗れました荘司投手はこの試合で、特に印象に残るシーンがありました
５回無死一塁の場面で、紅林に甘く入ったカーブを捉えられ、先制となる２ランホームランを打たれてしまいました
これにより、試合は一気にオリックスのペースに傾きました
荘司投手はその後も走者を許しながらも粘り強く投げ続け、最終的には７回を投げて８安打を浴びましたが、追加点は許しませんでした
この内容には非常に悔しさが残った様子で、「一発を打たれてしまってファンの皆さんに申し訳ないと思います」と述べ、心の内を語りました
試合中、荘司投手は４回２死二塁で若月健矢の打球が左膝付近に直撃し、一度ベンチで治療を受ける場面もありましたが、再びマウンドに戻り力投を続けました
試合後にはアイシングを行いながら、「痛みはあまりなかった
投げる以上は関係ないので」と気丈に話し、プロとしての強い意志を見せました
しかし、この試合の敗北によって楽天のクライマックスシリーズ（CS）進出の可能性が消え、また４年連続でのＢクラスが確定しました
荘司投手も「期待に応えられなかった悔しさを忘れず、これからやっていきたい」と、今後の成長を見据えて前向きな姿勢を示しました
この試合では荘司康誠投手が痛みを抱えながらも最後まで投げ抜いた姿勢が印象的でした。しかし、クライマックスシリーズ進出の可能性を失ったことで、チーム全体にとって厳しい試合結果となりました。今後の成長が期待されます。
キーワード解説
- クライマックスシリーズ（CS）とは？ それはプロ野球のポストシーズンにおいて、リーグ優勝チームやプレーオフに進出したチームが激突するシリーズのことです。
- カーブとは？ それは野球の投球スタイルの一つで、ボールの回転で落ちるように見せて打者を欺く投球です。
