牧原大成選手、祖母へ捧げる悲喜交々なシーズンと新たなる挑戦

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◆西武1-4ソフトバンク(27日、ベルーナドーム) 福岡県久留米市出身のソフトバンク・牧原大成内野手(32)が、今季もリーグ連覇に貢献し、特にその裏には亡き祖母、京子さんへの感謝の想いがあった

彼の今季の成績は圧巻で、勝負強い打撃と堅実な守備でチームを支えている

牧原選手は育成選手からプロ野球界で活躍するまでに成長を遂げた

育成選手とは、通常のドラフトでは選ばれず、チームから特別に育成契約を結ばれた選手のことを指し、その後支配下選手になるための競争がある

牧原選手は2011年の育成ドラフトでソフトバンクに入団し、その努力が実を結び、今年は首位打者のタイトルを狙える活躍を見せている

シーズン中には、昨年1月に亡くなった祖母京子さんを思うシーンが幾度となくあった

特に、6月の阪神戦では苦しい場面に立つと、いつも口にしていた「ばあちゃん、頼む」という言葉が彼の背中を押した

試合の延長10回、同点の場面で犠打を試みた際には、直球が顔面付近に来たにもかかわらず、気力でそれを避け、見事に犠打を成功させ、チームの勝利を導いた

牧原選手は「シーズンが終わったら、もちろんお墓に行く」と語り、京子さんへの感謝の気持ちを忘れずにシーズンを戦い抜いた

牧原選手のシーズンの活躍は、彼自身の努力だけでなく、亡き祖母への感謝という強い思いもありました。プロ選手としての厳しい道のりと、家族の存在を忘れない心が彼のパフォーマンスに繋がっていると強く感じます。今後の彼の成長と活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • 育成選手とは? 育成選手は、通常のドラフトで選ばれず、特別に育成契約を結ばれた選手を指します。彼らは競争を経て支配下登録を目指します。
  • 犠打とは? 犠打は、バッターが意図的にアウトになることで、塁上のランナーを進めるプレーです。この戦術はチームの得点チャンスを増やすために重要です。

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