阪神大山、史上182人目の150号本塁打記録!
<阪神3-5中日>◇27日◇甲子園 阪神の大山悠輔内野手(30)が、甲子園での試合中に史上182人目となる150号本塁打を放ち、観客を沸かせた試合は4点ビハインドの7回に、走者二人を置いた状況から大山が放った右越えの3ランホームランによって、チームは0-4から1点差に迫ることとなった
結果的に試合は惜敗となったが、大山のこの本塁打は、球団生え抜きの右打者としては1987年の岡田彰布以来、節目となる一発である
大山はこの日、3安打を記録し、5打席中4度出塁する活躍を見せた
その結果、出塁率を3割6分2厘に上げ、広島の小園が持っていた出塁率の1位の座を奪った
現在、チームは中日と勝敗が並び(12勝12敗)、今季最終戦を迎える28日には全リーグチームへの勝ち越しを狙う
試合の展開としては、7回裏に大山が登場した時点で阪神は得点がなく、状況は厳しいものであった
この時、先発ピッチャーの大竹が10勝を目指して投げていたが、その記録も危うくなっていた
しかし、大山の一振りがチームに新たな希望をもたらした
同選手は本塁打を打った後、記念パネルを手に歓声を受けると共に、「すごいうれしいし、ありがたいです
また次から1本1本増やしていきたい」と感謝の意を述べ、ファンとの絆を深めていった
大山は、プロ入り当初の1年目には7本塁打を記録
その後、ウエートトレーニングに取り組み体を強化し、4年目の2020年には28本を打つほどに成長した
今シーズンは打線の中での役割、特に5番打者としての責任を果たしつつ、75打点を記録しリーグ3位に名を連ねている
また、他の選手と同様に、打撃用のバットをシーズン途中で変更することにもこだわりを見せており、その探究心は関係者も驚かせるほどである
2023年シーズンの最後の試合を控え、勝つことが全てだと語る大山は、チーム一丸となって準備を進める必要性を強調している
「CSは違ったつくり方をしないといけない部分もある
個人、チームとしての準備も必要」と、今後の戦略についても考えを示した
今回の試合で大山選手が150号本塁打を記録したことは、彼自身にとっての大きな節目であると共に阪神ファンにとっても誇らしい出来事です。ただし試合には負けてしまったため、これからの試合にどうつなげるかが重要です。チーム全体の士気も考えると、大山選手がどのようにリーダーシップを発揮するかが見どころです。
キーワード解説
- 本塁打とは?:野球において、打者がバッターボックスからボールを打ち、塁を回ってホームベースに戻ることで得られる得点の1つを指します。
- 出塁率とは?:出塁率は、打者がどれだけ出塁したかを示す指標で、出塁の総数を打数で割ったものです。出塁率が高いほど、打者が安打や四球で出塁する回数が多いことを意味します。

