オリックス・椋木蓮投手、中継ぎでの覚悟がもたらす好投

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【球界ここだけの話】オリックス・椋木蓮選手(25)が、プロ野球シーズン終盤に差し掛かり、救援投手として見事な活躍を見せている

27日時点で、3試合連続無失点という驚異的な成績を収めており、彼自身は「気持ちの変化」が要因と語っている

今シーズン、オリックスは投手陣に怪我が相次いでおり、それによって椋木選手にも先発や救援として不安定な出場機会が与えられた

しかし、結果が伴わず、5月以降は2軍でのプレーが続いていた

8月26日のロッテ戦では、ブルペンデーの2番手として登板し、1回⅔を3失点(自責2)という結果に終わったが、その後のほっと神戸での試合前練習では、岸田監督と1時間以上話し込み、自分の立場を率直に打ち明けた

「この先は中継ぎでやらせてください」と直訴した椋木選手

自身の過去の経験から「救援投手が自分に合っている」と感じていたこともあり、彼はこの道での成功を選んだ

8月末に登録抹消された後、2軍での5試合で無失点の成績を収め、その後、9月15日に救援要員として一軍に再昇格した

そこでの姿は見違えるようで、22日のソフトバンク戦では八回に登板し、4番の近藤選手を直球で空振り三振に仕留めた

技術的な面での変化はなかったものの、「出力重視で、全球全力」という一球入魂のスタイルで挑んでいる

椋木選手は「これほどチャンスをもらっている選手は他にいない

結果を出してチームの勝ちに貢献したい

そのためにはもう頑張るしかない」と意気込みを強調している

2022年にドラフト1位での入団後、9月には右肘のトミー・ジョン手術(靱帯再建術)を受けた経験を持つ彼は、救援投手としての道を選んだことで逆襲劇を開始したのかもしれない

オリックス・椋木蓮投手は、中継ぎでの新たな挑戦と覚悟が実を結び、素晴らしいプレーを見せています。彼の心の変化が好投に繋がったのは、非常に興味深い点です。また、トミー・ジョン手術を経て復活を遂げた彼の姿は、多くのファンや若い選手たちにとって励みになっているでしょう。今後の活躍にも注目です。
キーワード解説

  • 救援投手とは?ピッチャーの一種で、試合の後半や必要な場面で登板し、相手打線を抑える役割を担います。
  • トミー・ジョン手術とは?肘の靱帯を再建する手術で、投手によく行われる治療法です。この手術を受けた後、多くの選手が再び活躍することがあります。
  • 出力重視とは?投球のパワーやスピードを重視する投球スタイルのことです。全力でボールを投げることに焦点を当てています。

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