西武・隅田投手、143球奮闘も今季10敗目に遭遇

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇プロ野球パ・リーグ ソフトバンク4-1西武(28日、ベルーナドーム)西武ライオンズの隅田知一郎投手が、8回143球を投げて14奪三振を記録しましたが、チームはソフトバンクに敗れ、今季10敗目を喫しました

これで隅田投手は4年連続での2桁敗戦という不名誉な記録を更新する結果となりました

試合展開と隅田投手の投球

この試合で隅田投手は、3回に2点を失ったものの、4回からは4者連続三振を奪うなど、6回まで毎回の三振を記録しました

このパフォーマンスは、「奪三振」の名の通り、投手が打者を三振に打ち取ることを示しています

7回も2つの三振を挙げ、計122球を投じてマウンドを守り続けました

続投の決断と結果

8回に入ると、先頭打者を三振に仕留めた隅田投手でしたが、その後にホームランを浴びて4点目を失い、次の打者にはフォアボールを与えてしまいます

この時点で139球を投げており、通常であれば交代の判断が下されるところですが、西口文也監督は隅田投手の続投の意志を確認後、彼のプレーを見守ることを選びました

続く打者はセンターフライに打ち取られたものの、交代時にはねぎらいの言葉を受ける結果となりました

隅田投手のシーズン成績

この日の投球は、8回143球、被安打11、奪三振14という内容でした

防御率は2.59となっており、前回の試合で自身初の2桁勝利である10勝目を挙げたばかりですが、残念ながらこの日は敗北

これで4年連続の2桁敗戦を記録し、1972年から1975年まで在籍していた加藤初さん以来、球団として50年ぶりの出来事となります

隅田投手の試合での奮闘は非常に印象的でしたが、結果としては残念な10敗目を喫してしまいました。特に143球という多投数と14奪三振という成績が、彼自身の投球力を証明している一方で、勝利に結びつかなかったことは非常に悔やまれます。今後の試合では、より良い結果につながることを期待したいです。
キーワード解説

  • 奪三振とは?打者が投手のピッチングに打ち取られて、バットに当たり損ない、アウトとなること。投手の実力を示す重要な指標です。
  • 防御率とは?投手が9イニング(通常の試合)が終わった場合に失点した数を表す指標で、低い方が優れた投手とされます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。