この日、塩見は今季初の昇格を果たし、「1番中堅」というポジションでスタメン出場が予定されていたが、実際に中堅の守備には着かなかった
代わりに、並木秀尊外野手(26)が中堅に入ることになった
塩見選手は、今年3月のオープン戦で左膝を負傷し、その後は戦線から離脱していた
彼は4月9日に左膝前十字靱帯(じんたい)の手術を受け、その後のリハビリに専念していた
リハビリ期間中は、1軍や2軍ではいずれも出場しなかったが、今季の本拠地最終戦に合わせて背番号9の背中を神宮のグラウンドで見ることができた
試合前のシートノックでは守備には参加していなかったものの、スタメン発表の際にはヤクルトファンから歓声が上がり、復帰を待ち望む思いが伝わった
ファンにとっても、彼の帰還は特別な意味を持つものであり、その期待と応援に対する感謝の気持ちが込められていた
塩見選手の復帰を喜ぶ声が多い中、試合前の交代はファンにとって驚くべき出来事だった。復帰戦でのプレーを楽しみにしていたため、選手の健康が最優先されることも理解できるが、やはり期待が高い分、残念な気持ちも隠せない。
キーワード解説
- 塩見泰隆とは?
- 前十字靱帯とは?
- 復帰戦とは?

