ヤクルト・村上、神宮球場での最後の試合で意外な展開に

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◇28日 ヤクルト―巨人(神宮) 来季メジャー挑戦が確実視されている東京ヤクルトスワローズの村上宗隆内野手が、本拠地・神宮球場での最後の試合に「4番・三塁」として出場した

試合は同点の場面で迎えた8回、村上に打順が回るも、巨人は申告敬遠を選択

この瞬間、神宮球場はヤクルトファンのブーイングに包まれた

試合は4-4で進行中の8回、村上選手には1死二塁の得点機が訪れた

この場面で巨人の大勢投手は村上との勝負を避け、申告敬遠を選択

特に、巨人にはプレーオフ進出の可能性がかかっているため、勝負を避けるのは当然とも言える

これに反応した神宮の観客は大きなどよめきとブーイングで応えたが、その後、大勢投手は後続を打ち取り、無失点で切り抜けた

この日はチームの今季本拠地最終戦であり、村上選手は意気込みを持って臨んでいた

初回の第1打席では右外野に適時打を放ち、続く第2打席では空振り三振、そして第3打席も見逃し三振という結果だった

村上選手は今シーズン、上半身のコンディション不良で長期の離脱があったが、27日の試合ではラミレス選手に並ぶ球団記録の7年連続20本塁打を出場50試合目で達成しており、シーズン通算では50試合出場、打率2割6分3厘、20本塁打、42打点という成績を残している

村上選手の神宮球場での最後の試合は、ファンにとって特別な意味を持っていた。しかし、巨人が申告敬遠を選ぶ場面は、村上選手の実力を警戒しているからこそであり、複雑な気持ちが募る瞬間でもあった。このような状況が今後のメジャー挑戦への布石になるのか、注目したい。
キーワード解説

  • 申告敬遠とは?打者に対してわざと四球を与えることで、次の打者と勝負をするための戦略です。
  • 打率とは?打者のヒットの確率を示す数値で、全打数に対する安打の割合を表します。
  • 本塁打とは?野球における得点方法の一つで、打者がボールを打って一周してホームベースに戻ることを指します。

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