阪神・及川雅貴がNPB新記録達成、連続ホールド18試合を達成

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阪神タイガースに所属する及川雅貴投手(24)が、2025年9月28日の中日戦(甲子園)でNPB(日本野球機構)新記録となる18試合連続ホールドを達成しました

ホールドとは、リリーフ投手が試合の展開を有利に保ちつつ登板することを指し、先発投手が勝利投手になれる権利を提供する役割を果たします

そのため、この記録は能力だけでなく、チームの状況にも依存します

試合でのパフォーマンス

及川投手は1点リードの7回に登板し、2番手として登場

まずは山本選手、次に森選手に対し、キレのある変化球を駆使し、連続三振を奪いました

最後は石伊選手をカウント2―2から144キロの直球で見逃し三振に仕留め、見事に新記録を達成しました

及川投手は「自分の良さを引き出してくれた坂本誠志郎捕手のおかげ」と感謝の言葉を口にしました

記録達成に対する謙虚な姿勢

及川投手は過去に藤川球児監督(45)やバリオス(ソフトバンク)らが持つ17ホールドの記録を超え、現在はトップに立つことができました

しかし、彼は「実感はない」とし、周囲のサポートに感謝しつつ謙虚な姿勢を崩しませんでした

今後の目標

この登板を経て、及川投手のホールドポイントは「52」に達し、最優秀中継ぎ賞も狙える位置にいます

「意識はしていると思います

がんばります」と自身初のタイトル奪取に向けて強い意気込みを見せています

試合結果の影響
試合は1点リードの9回に、4番手・岩崎投手と5番手・畠投手が踏ん張りきれず、3点を奪われ逆転負けとなりました

この結果により、セ・リーグ5球団に対する「完全優勝」を逃す形となりましたが、及川投手の功績は一際光っています

阪神・及川雅貴投手が新たな記録を達成したことは、彼の成長を示すものであり、またチーム全体にもポジティブな影響を与えるでしょう。ただ、試合結果が逆転負けとなったことは悔やまれますが、及川投手の活躍が今後の試合にどのように生かされるかが楽しみです。
キーワード解説

  • ホールドとは?リリーフ投手が試合の展開を有利に保つ役割を果たします。
  • 連続ホールドとは?リリーフ投手が連続してホールドを達成することを指します。

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