巨人、ヤクルトと引き分けもCS進出に影響なし

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◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト4-4巨人(28日、神宮球場) 2位でのクライマックスシリーズ(CS)進出を目指す巨人は、ヤクルトとの試合で延長12回を戦い引き分ける結果となりました

これにより、3位の巨人は今季の順位がほぼ確定しました

この試合では、先発の横川凱投手が初回にいきなりピンチを迎え、山田哲人選手に犠牲フライを許し、その後村上宗隆選手にタイムリーを浴びる形で2失点しました

一方、巨人の打線はヤクルトの高橋奎二投手の前に3回まで抑え込まれました

しかし4回、巨人は奥川恭伸投手から泉口友汰選手が2ランホームランを放つことで同点に追いつきました

だが、直後の4回裏に横川投手は中村悠平選手に2ランホームランを許し、再びリードを奪われました

巨人は中山礼都選手が6回にタイムリー2ベースを放ち1点返すと、8回には再び同選手が同点打を記録し、試合は延長戦に突入しました

延長10回、巨人は増田大輝選手が送りバントを決めて1アウト2、3塁の勝ち越しチャンスを作りました

しかし、中山選手がファーストゴロ、大城卓三選手が三振に倒れ、この絶好機を生かせませんでした

その後も両チームのスコアは動かず、試合は4-4のまま延長12回で引き分けが決まりました

なお、この日同時刻に行われていた試合ではDeNAが広島に勝利し、巨人の3位が確定しました

今回の試合は、巨人にとって大事な試合でしたが、引き分けとなり、クライマックスシリーズ(CS)進出に影響がなかったものの、選手たちの打撃力には光る部分も多々見受けられました。特に中山選手の活躍は、今後の試合に向けた励みとなるでしょう。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?:プロ野球のプレーオフで、リーグの優勝を目指すチームが戦うシリーズのことです。
  • タイムリーとは?:得点につながるヒットのことを指し、打者がヒットを打った瞬間に走者が得点することを意味します。
  • ホームランとは?:バッターがボールをスタンドに打ち返すことで得点を決める最も効果的な打撃のひとつです。

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