試合は、甲子園球場で行われ、阪神が1点リードで迎えた9回、守護神である岩崎優投手（34）が危機を引き起こした
9回表、中日が先頭バッターの細川を中前打で出塁させると、続くボスラーには同点となる適時三塁打を許した
さらに、1死三塁の場面で福永に勝ち越しとなる右前適時打を浴び、その後に登板した投手・畠も上林に適時二塁打を許すなど、立て続けに失点を重ねてしまった
この試合で岩崎は今季ワーストとなる3失点を喫し、「伊原のこともそうですし、中日戦の勝ち越しがかかっていたので、情けないです」と悔しさを隠せなかった
阪神はこれで今季の中日戦記録が12勝13敗となり、中日相手に負け越しが確定した
一方、阪神の藤川球児監督（45）は試合結果にこだわらず、クライマックスシリーズや日本シリーズに向けた準備を重視しているとのこと
監督は「リリーフの準備中なので、今は次の戦いに備えている」と述べ、選手たちのリフレッシュや整備を整えている段階であることを強調した
今季のレギュラーシーズンは10月2日のヤクルト戦（神宮）が最後となる
残りの1試合をどう活かすかが注目される
阪神の敗北は痛手となったが、藤川監督の未来を見据えた方針は明確で、選手たちを整えることが優先すべきであるという意識が感じられます。勝敗以上に次の大舞台に向けた準備が重要です。
キーワード解説
- 守護神とは？：野球において最終回の守備を担当する投手を指します。この選手は試合の最後を締めくくる重要な役割を担っており、特に緊張した場面での登板が求められます。
- 適時打とは？：その場面で得点をもたらすことができるヒットのことを指します。ランナーがいる状態でヒットを打つことで得点を稼ぐことができ、試合の流れに大きく影響するプレーです。
- クライマックスシリーズとは？：日本のプロ野球におけるポストシーズンの一つで、各リーグの上位チームが対戦し、リーグチャンピオンを決定する試合です。
