28日、神宮球場で行われたヤクルト対巨人戦で、ヤクルトの村上宗隆内野手(25)が今季の本拠地最終戦に出場し、特別な意味を持つ一打を放った
この試合は延長12回に入り、最終的には4-4の引き分けに終わったものの、村上にとっては特別な瞬間だった
試合の初回、村上は1死二塁の場面で右翼方向に適時打を放ち、チームに先制点をもたらした
本拠地である神宮球場でのプレーは、8年間にわたり続いた
村上は「神宮は大好きな場所
声援がいつも背中を押してくれた」と語り、ファンへの感謝の気持ちを口にした
彼は今オフにポスティングシステムを利用して米大リーグへの挑戦を表明しており、神宮でのプレーはこの日が最後になる可能性が高い
試合後のセレモニーでは、高津監督から「お前、アメリカ行くのか?」と尋ねられ、村上は力強く頷いた
監督からの「あなたは常にスワローズの代表」という言葉は、彼のこれからの挑戦を応援するものだった
村上は「頑張ります」と意気込んでおり、ファンと共に築き上げた思い出を胸に新たなステージへと進もうとしている
村上は神宮球場で計126本の本塁打を放ち、その姿を大観衆の前で最後に見せた
ファンたちからの「村上コール」に手を挙げて応えながら、大好きなホームを後にした彼の姿が印象的だった
村上選手の神宮球場での最後の姿は、多くのファンにとって感慨深いものでした。プロ野球選手としての成長を共に見守ってきたファンにとって、彼の新たな挑戦は期待と不安の入り混じったものですが、これからの彼の活躍に目が離せません。
キーワード解説
- ポスティングシステムとは?選手がメジャーリーグへの移籍を希望する際に、自分のチームに移籍を許可するための制度のこと。
- 内野手とは?野球で内野の守備を担当する選手を指し、主に一塁・二塁・三塁・遊撃といったポジションを守る。
- 適時打とは?ランナーがいる状況で打者がヒットを打ち、得点に結びつける打撃のこと。

