特に終盤8回に大量失点を喫したことで、この試合はファンにとって忘れられない痛みを残すことになった
試合の流れ
試合は中盤まで接戦の展開が続いていたが、8回にカープのピッチャー・常広が誤算だった同点の状況から登板し、わずか2/3回の投球で8失点を喫した
彼は5連打を浴び、最速145キロと決して速くない直球で打者を抑えられなかった
常広は試合後、「出力が出せなくて、コントロールも甘かった
打たれるべくして打たれた」と反省の弁を述べた
投手の状態
通常は先発として活躍していた常広だが、シーズン終盤になりピッチングスタッフの再編成により中継ぎとしての起用が決まったこの日のパフォーマンスは先日のヤクルト戦でも1回2失点と、万全とは言えない状態だった
負傷者の影響
先発の高投手は、3回にビシエド選手の打球が右足に直撃し、そのまま降板続いて代打のファビアン選手も、自打球を左膝に受け負傷交代した
両選手は打撲と診断されたが、ファンからは大きな反響が寄せられた
監督のコメント
新井貴浩監督は、「真っすぐのキレがなかったので、捉えられている打球が多かった」と話し、若手選手の成長を期待する姿勢を示したこの敗北により、広島は借金が2010年以来の18と増え、最下位・ヤクルトとのゲーム差は2.5ゲームとなり、降格の危機が現実味を帯びてきた
広島カープがまたも厳しい試合を迎え、特に終盤に失点が重なったことでファンの間に焦りが広がっている。若手選手の成長が求められる中で、果たしてどのような戦略でこの難局を乗り越えていくのか、注視が必要だ。
キーワード解説
- 常広とは?プロ野球選手の一人で、最初は先発投手として活躍していたが、最近は中継ぎとしても登板している。
- 中継ぎとは?リリーフピッチャーとも呼ばれ、試合途中から登板する投手のこと。先発投手が退いた後に試合を継続する役目を果たす。
- 借金とは?チームが負けた試合の数を指し、勝ち数より負け数が多い状態を表す。数字が大きくなるほどチームが不振であることを示す。

