ナショナルズ・小笠原慎之介、シーズン最終戦で降板メジャー1年目は6.98の防御率で終了

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◇インターリーグ ナショナルズ0―8ホワイトソックス(2025年9月28日 ワシントンDC) ナショナルズの小笠原慎之介投手(27)が28日(日本時間29日)、レギュラーシーズン最終戦のホワイトソックス戦に2番手として登板しました

小笠原は5回にマウンドに上がり、3安打を浴びて2失点し、わずか1/3回で降板しました

試合は0―5の5回、先頭打者ティールに左前打を許し、続くモンゴメリーにも中前打を与え、無死満塁のピンチを招きました

4人目の打者であるクエロは三球で見逃し三振に仕留めましたが、次のボールドウィンに2点二塁打を浴び、その後降板となりました

小笠原は今季、中日からポスティングシステムを利用してメジャーリーグ入りし、開幕を3Aロチェスターでスタートしました

今年の7月にメジャー初昇格を果たしたものの、2試合での先発成績は0勝1敗、防御率9.45という厳しい数字でした

8月に再昇格後は救援投手として活動し、11試合で防御率4・51というまずまずの成績を残しました

さらに、14日のフィリーズ戦ではメジャー初勝利も挙げました

しかし、9月に入ると失点を重ねる試合が増え、最終的に今季は23試合で防御率6・98という成績でシーズンを終えることとなりました

チーム自身は投手陣が10安打を浴びて8失点を重ね、打線もわずか1安打という結果に終わり、66勝96敗でナ・リーグ東地区最下位でシーズンを締めくくりました

小笠原慎之介投手のメジャー初年は波乱に満ちたものでした。特に初昇格から降格までの流れは、投手としての厳しさを物語っています。再昇格後に勝利を収めたものの、シーズン終盤の成績には課題が多く残りました。これからの成長に期待したいところです。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは? 選手が別のリーグのチームに移籍する許可を得るための制度です。
  • 防御率とは? 投手がどれだけ失点を許したかを示す指標で、9イニング(1試合分)あたりの失点を基に計算されます。

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