岸田監督の就任1年目は、特に好調な打線がチームを引っ張り、5月までの時点で首位を維持していた
しかし、シーズンが進むにつれてブルペン陣(リリーフピッチャーの集団)に故障者が続出し、最終的には3位まで順位を後退させることになった
それでも、開幕から現在に至るまで勝率5割以上をキープし、27日に行われた楽天戦(京セラドーム)でシーズン3位となり、クライマックスシリーズ(CS)進出を確定させた
球団側は岸田監督の手腕を高く評価しており、練習前に福良GMと小浜球団本部長が続投を要請した
岸田監督がこれに承諾し、2年目もチームを指揮することが決まった
小浜本部長は取材に応じ、「岸田監督はここまで、いろいろなマネジメントをしなければならず非常に苦労されたと思います
また、コーチ陣と共に選手たちが活躍できる環境をしっかり整えてくれました
一度も勝率を5割を割ることなく、3位を確定してくれた」と感謝の意を表した
チームは10月11日からクライマックスシリーズのファーストステージが控えており、小浜本部長は「12球団最年少の指揮官として、しっかり腰を据えてポストシーズンに向かってほしい」と期待を寄せた
オリックスが岸田監督と来季も契約を結ぶことは、チームの安定感に寄与すると期待されています。選手たちが活躍できる環境を整えた岸田監督の手腕が評価されている中、クライマックスシリーズに向けた戦略やメンバーの調整がどのように行われるのか、ファンの注目が集まります。
キーワード解説
- 監督とは? チームの戦略を立て、選手を指導する責任を持つポジションのこと。
- クライマックスシリーズとは? プロ野球のポストシーズンの試合で、プレーオフとして位置付けられ、優勝を争うためのシリーズ。
- ブルペンとは? 先発投手が投げ終わった後、試合中に投げるピッチャーたちのことを指し、主に試合の終盤で重要な役割を果たす。

