ロッテ・西川史礁、新人王争いラストスパートに挑む

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ロッテ・西川、パ・リーグ新人王争い最終局面で好調を維持

(パ・リーグ、西武-ロッテ、25回戦、29日、ベルーナD)パシフィック・リーグの新人王を狙うロッテのドラフト1位選手、西川史礁外野手(22歳、青学大)が、ラストスパートをかけて奮闘しています

最新4試合においてマルチ安打を記録するなど、好調な打撃を続けており、29日の西武戦では「1番・左翼」としてスタメン出場

対戦相手の西武には、同じく新人王争いに名を連ねるドラフト2位の渡部聖選手(大商大)が「3番・左翼」で出場しました

二人の初打席は共に良い当たりだったものの、結果は中飛に終わりました

西川は三回の第2打席で一ゴロに終わりましたが、28日時点での彼の打率やOPS(出塁率+長打率)は渡部聖を上回っています

しかし、渡部聖は11本塁打を記録し、長打力が彼の強みとなっています

新人王獲得のためには、最後まで成績を伸ばし続けることが求められます

そして、西川には気になる点があります

西武はこの試合が本拠地での最終戦です

残りの4試合は京セラドーム大阪と楽天モバイルパーク宮城で行われますが、一方のロッテは残り3試合をすべてZOZOマリンスタジアムで行います

渡部聖は京セラドームでの打率が154、楽天モバイルパークでの打率が250と低迷していますが、西川は本拠地で306という高打率を維持しています

この地域的な利点が勝負を左右する可能性もあります

西川は「少しでもいい成績、チームに貢献できる打撃をしたい」と語り、吉井監督は「デビューは一回しかない

ライバルは多いが、何とか新人王を取ってもらいたい」と期待を寄せています

ロッテの西川選手がパ・リーグ新人王争いで好調を維持しながらラストスパートをかけている様子は、非常に印象的です。特に、打撃成績が優れている一方で、ライバルの渡部聖選手も長打力に強みがあるため、最後の数試合の結果が勝負を決める重要な要素になりそうです。地域的な利点も影響を与えるこの時期に、彼の成長と貢献が期待されます。
キーワード解説

  • 新人王とは?新人王は、プロ野球のシーズンにおいて最も優れたルーキー選手に贈られる賞で、新人選手の成長を促し、プロ野球の未来を担う若手選手を特に称える意味があります。
  • OPSとは?OPSは「出塁率」と「長打率」を足し合わせた指標で、選手の攻撃力を示す重要な数値です。高いOPSは、選手が得点する能力が優れていることを意味します。

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