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桑田真澄監督、高校野球の変化を語る「学生時代にオールラウンドで」

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巨人・桑田真澄2軍監督が12日、「PL学園聖友会 硬式野球部OB会 懇親会」の後に取材に応じ、高校野球の質の向上に向けた私見を述べた

この日、日本高野連は新たに「7イニング制」の導入やビデオ判定、さらには「DH制」(指名打者制)の導入についての議論を開始したことが報じられた

桑田監督は、今後の高校野球において学生選手が「投げるだけ」や「打つだけ」といった役割にとどまるのではなく、オールラウンドな選手として育っていくことが重要だと強調した

「大谷翔平選手のように二刀流を目指す選手も存在するため、学生時代からその素養を磨きたい」との考えを述べ、個人的には新制度に対して反対の意向を示した

特に注目されている「7イニング制」の導入については、現在の9回制の試合でも多様な日程を組むことで問題は解決できると指摘した

午前中に複数の試合を行い、プロ野球の試合は夜間に実施する形が可能であるとも語った

桑田監督は自身の高校時代、PL学園において甲子園に5季連続で出場し、優勝を2度、準優勝を2度達成

投手としては20勝の成績を誇り、打者としても6本塁打を記録している

これらの経験を通じて、選手育成に対する強い思いを持っていることが伺える

桑田真澄監督の発言は、高校野球の未来に向けた重要な示唆を含んでいます。特にオールラウンドな選手育成の重要性を取り上げ、柔軟性のある選手の必要性を強調している点が印象的です。また、日程の多様化による試合の工夫も提案しており、今後の高校野球界への挑戦を促しています。これらの意見は新しいスタイルの確立に向けた一歩として注目されるでしょう。
ネットの反応

桑田真澄監督が高校野球におけるDH制導入に反対する理由について、多くのコメントが寄せられました

見解の多くは、DH制の導入が高校生選手の成長を阻害し、打撃と投球の両方をこなす能力を持った選手をピッチャー専門に縛りつける可能性を指摘しています

また、部活動としてのチーム内での対立を引き起こす懸念も示されています

これに対し、DH制を採用しないチームは利用しなければよいという意見もあり、多様な考慮がなされていることが分かります

さらに、エースピッチャーが野手としても活躍する高校野球の実情を考慮し、多くの高校における選手の状況や能力についての懸念が表明されています

選手の健康面から、夏の甲子園の暑さ対策を含めた試合日程の見直しや、7回制に関する意見が多く寄せられました

選手たちの過酷な練習や試合のスケジュール、球数制限のあり方についても議論があり、選手の体力や健康を最優先に考える必要があるとの意見が支配的となっています

ネットコメントを一部抜粋

  • 夏の甲子園の暑さ対策は出場校を半分くらいに絞って試合数を減らして日中の試合を中止したらいい。
  • 別に使いたくないなら使わなくてもいいんだからDHに関してはあったほうがいいでしょ。
  • 桑田監督に同意します。DH専任が出ると、その選手は打撃練習しかしなくなる。
  • チーム状況にもよるかなあ〜。エースがずっと投げないといけないそんな過酷な状況もあると思う。
  • 甲子園は基本的に使用料無償でしたので、ドーム化の資金を出してもバチは当たらないでしょう。
キーワード解説

  • オールラウンド選手とは?選手が特定の役割に限定されないことで、攻撃や守備の両方で力を発揮できることを指します。
  • DH制とは?指名打者制の略で、ピッチャーが打席に立たずに代わりに打者を置ける制度です。戦略の幅を広げる役割があります。
  • ビデオ判定とは?試合中の判定をビデオ映像を元に確認する制度で、誤審を抑えるための手段です。
  • 7イニング制とは?試合を通常の9回ではなく、7回で終了する方式で、試合時間を短縮することを目的としています。

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