日米通算200勝に王手をかけた田中は、30日の試合を控える中、29日に川崎市のジャイアンツ球場でキャッチボールを行い、意気込みを語った
「ここ（200勝）を考えて投げることは一度もない
投げる試合で勝つために自分のやるべきことをやるだけ」と平常心を保った田中
彼は偉業達成まで「あと一つ」となっているが、前回の登板では中日戦で6回途中5失点という結果に終わった
この足踏みについて彼は「自分がマウンドに立っている間は、自分のベストを尽くし、その日出せる力を出し切ってマウンドを降りたい」と決意を表明した
本拠地で偉業達成となれば、チームにとっては追い風となる
しかし、シーズンは残り2試合、3位が確定している
10月11日から始まるクライマックスシリーズ（CS）ファーストステージは敵地での戦いとなるが、田中は「プレーオフに入ればレギュラーシーズンのことは関係ない
3位のチームが日本一になるチャンスが十分にある」と強調した
勢いが勝敗の鍵を握ると言わんばかりに、「自分も勢いに乗っていけたら」と熱い思いを胸に秘めている
田中投手の200勝までの道のりは簡単ではないが、平常心を保ちながら挑む姿勢が印象的だ。特に、プレーオフに向けた意気込みは、チーム全体に良い影響を与えるだろう。彼自身の力を引き出すだけでなく、チームの士気も高める要素になると感じた。
キーワード解説
- キャッチボールとは？：キャッチボールは、ボールを投げ合いながら行う練習です。この基本的な動作は、投手が投球の感覚を維持するために重要です。
- クライマックスシリーズ（CS）とは？：日本のプロ野球で、レギュラーシーズンを終えた後に行われるプレーオフのことです。各リーグの上位チームが日本シリーズ出場権をかけて戦います。
