DeNA、三嶋一輝と徳山壮磨ら8選手に戦力外通告
横浜DeNAベイスターズは30日、三嶋一輝投手と徳山壮磨投手を含む8名の選手に対し、来季の契約を結ばないことを通達したこの決定は、チームの再建に向けた動きの一環と見られている
三嶋一輝投手は、2022年に胸椎黄色靭帯骨化症を患い手術を受けた後、2023シーズンには6試合に登板するも、防御率は10.80という厳しい結果に終わった
胸椎黄色靭帯骨化症とは、脊髄を保護する靭帯が異常に硬化する病気で、投手にとってのパフォーマンスに大きく影響を与えることがある
徳山壮磨投手は、昨季までの29試合に登板し、1勝1敗、8ホールド、防御率2.45という成績を残していたが、今季は1軍での登板機会が全くなかった
ホールドとは、試合をリードしている状態で登板し、勝利に貢献した投手に与えられる評価で、重要な役割を担うことを示す
その他、京山将弥投手も戦力外となり、滋賀・近江高から2016年ドラフト4位で入団した選手だが、今季は1軍での登板はなかった
育成選手では、草野陽斗、今野瑠斗、笠谷俊介、蓮内野手、粟飯原龍之介内野手の5名が契約を結ばれなかった
特に笠谷は昨年オフにソフトバンクからの戦力外通告を受けており、連続での通告となった
今後、これらの選手が他球団で新たなチャンスをつかむことができるかにも注目が集まる
若手選手の成長を促進するためには、経験豊富な選手との競争が不可欠であり、チーム戦略の見直しが求められるだろう
今回の通告は、DeNAのチーム戦略が大きく影響していると思われます。投手陣の見直しは重要ですが、選手たちが新たな挑戦をつかむ機会を持つことも大切です。彼らの新たな道に期待が寄せられます。
キーワード解説
- 戦力外:選手がチームから外されることを指し、来季に契約されないことが通告されることを言います。
- 登板:試合で選手がマウンドに立つこと、投手としての出場を意味します。
- 防御率:投手の成績を示す指標で、与えたアンラン(失点)の数をイニング(投げた回数)で割った値です。
- ホールド:リードしている試合で、試合を締める役割を果たす投手に与えられる評価を指します。

