試合前は約４５分、笑顔をまじえてグラウンドで体を動かした
午後２時前、田中選手はリュックを背負ってベンチからグラウンドへと足を踏み入れた
中堅後方に設けられた投手陣の練習エリアに合流し、投手陣全体のウォーミングアップでは時折、笑顔も見せた
その後は中日先発のマラー投手と同じ左腕に対して、バント練習を行い、約３０メートルの距離でのキャッチボールも行いながら、自身の感触を確かめていた
グラウンドから戻る際には、投手陣から大きな拍手が送られ、仲間の期待を実感している様子だった
田中選手は、偉業達成に王手をかけてから、直近の試合で３試合連続で未勝利に終わっている
前回の中日戦（バンテリンＤ）では、６回途中で５失点し、４敗目を喫するなど厳しい状況が続いている
そんな中で「投げる試合に勝つために、目の前のやるべきことをやる
その結果が後からついてくると思う」と、勝利への強い意気込みを語った
田中将大選手が中日戦での先発に向けて緊張感を持ちながらも、明るい表情で城内でのウォーミングアップを行う姿が印象的でした。歴史的な記録が懸かる中で、彼の実力と経験が勝利をもたらすことを期待します。
キーワード解説
- 日米通算200勝とは？: 日本とアメリカのプロ野球で達成した勝利数の合計を指します。これは、選手の能力を国内外で証明する重要な指標です。
- ウォーミングアップとは？: 試合や練習前に行う準備運動のことです。身体をあたため、怪我を予防するために行います。
- バント練習とは？: 打者がバットを使ってボールを軽く弾いて進塁を狙う練習です。状況によっては非常に重要な戦術となります。
