紀藤真琴氏が語るプロ初年度の苦闘と達川光男氏の支援

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広島などで19年間のプロキャリアを持つ紀藤真琴氏(60)が、高橋慶彦氏(68)のYouTubeチャンネル「よしひこチャンネル」に出演し、現役時代の貴重なエピソードについて語った

特に、彼が初めて1軍春季キャンプに参加した際の経験について、当時のプレッシャーや達川光男氏の支援に焦点を当てた話は、多くのファンにとって興味深い内容となった

春季キャンプでの厳しい試練

紀藤氏は、中京大中京からドラフト3位で広島に入団し、プロ1年目から1軍キャンプに参加

そこで直面したのは、伝説的な選手たちとの厳しい競争だった

特に、投内連携の練習では、衣笠祥雄や高橋慶彦といった大先輩たちと共にプレーすることになり、1投のミスが許されないというプレッシャーを感じた

イップスとブルペンでの苦悩

この厳しい環境により、紀藤氏は「イップス」と呼ばれる、プレッシャーによって投球がうまくできなくなる精神的な障害に陥ってしまった

ブルペンでは、山根和男や池谷公二郎、新見敏、大野豊、北別府学、津田恒実など、名だたる投手たちに囲まれ、紀藤氏は一層のプレッシャーを感じていたという

達川光男氏の勇気ある支援

そんな状態の中、捕手の達川光男氏が登場

彼は「おい1年目!ワシが受けたるけん、投げて来い!!」と声をかけ、紀藤氏に投球を促した

これは、当時の新人にとって大きな励ましとなった

紀藤氏は、達川氏の存在が「物珍しさから来るものでした」と苦笑いしながら語った

紀藤真琴氏が語る現役時代の話は、厳しいプロスポーツの世界での困難や仲間の支えの重要性を改めて示しました。達川光男氏のようなサポートは、新人選手にとって大きな力になることがわかります。彼の体験談は、多くのファンに感動を与える内容でした。
キーワード解説

  • イップスとは?精神的なプレッシャーにより、選手が投球などの動作をうまく行えなくなる状態を指します。特にプロスポーツ選手に見られる現象です。

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