横浜DeNA、8選手と来季契約結ばず 三嶋一輝投手ら現役続行希望

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横浜DeNAベイスターズは2025年9月30日、三嶋一輝投手(35歳)、京山将弥投手(27歳)、徳山壮磨投手(26歳)を含む8選手との契約を来季結ばないと発表しました

三嶋、京山、徳山はいずれも現役続行を希望しています

三嶋一輝投手のキャリアと健康上の問題

三嶋選手は主に中継ぎ投手として活躍してきましたが、2022年8月に「胸椎黄色靱帯骨化症」という国指定の難病の手術を受けました

この病気は脊髄を圧迫することで運動機能に影響を与えるため、選手にとっては大きな試練です

その後、2023年シーズンには復帰を果たし、球速を取り戻しつつあるものの、今季の成績は6試合で防御率10.80と振るいませんでした

京山将弥投手の成績と期待された成長

京山選手は高卒2年目の2018年に開幕カードで先発し、6勝を挙げるなど期待されていましたが、その後の2年は未勝利でした

2020年から2022年にかけてはシーズンごとに2勝止まりとなり、成績の向上が課題とされていました

徳山壮磨投手の経歴と手術の影響

徳山選手は大阪桐蔭高校出身で、2022年にドラフト2位で入団しました

昨季はプロ初登板を果たし、29試合で1勝1敗、8ホールドを記録しましたが、9月に受けた腰の手術の影響で今季は1軍での登板がありませんでした

その他の選手たち

また、ドラフト3位で入団した粟飯原龍之介内野手(21歳)、ソフトバンクで10年プレーし今季から育成契約を結んでいた笠谷俊介投手(28歳)や、草野陽斗投手(21歳)、今野瑠斗投手(21歳)、蓮内野手(21歳)も戦力外通告を受けました

今回の横浜DeNAの戦力外通告は、選手たちにとって非常に厳しい決断でした。特に三嶋選手や京山選手は期待されていた選手で、今後の活躍を期待したいところです。契約を結ばれなかった選手たちが新たなチャンスを見つけ、再起する姿を見たいと思います。
キーワード解説

  • 中継ぎとは?試合中に先発投手に代わって登板し、試合の流れを引き継いで守る投手のことです。
  • 防御率とは?投手が何点の失点を許したかを示す指標で、低い方が優秀とされます。
  • ホールドとは?リードを保って試合を投げきった中継ぎ投手に与えられる成績の一つで、ゲームの流れを有利に保つ貢献を示します。

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