田中将大、日米通算200勝へ向けての初回3点リードからの投球

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◆JERA セ・リーグ 巨人―中日(30日・東京ドーム) 巨人の田中将大投手が、プロ野球シーズン最終戦で史上4人目の日米通算200勝を懸けた先発を行った

この試合で田中は小林誠司捕手とのバッテリーで先発登板し、序盤から巨人打線の援護を受けることができた

初回、巨人は中山礼都内野手の2点二塁打などで3点を先制し、田中に有利な状況をもたらした

田中は初回に先頭バッターの岡林勇希外野手に中前打を許したものの、その後の打者を無失点に抑え、続く2回も3者凡退に抑えるなど好投を見せた

しかし、3回には2死から一発を浴びてしまう

岡林を一塁に置いた状況で、細川成也外野手に20号2ラン本塁打を打たれ、2点を返される展開となった

それでも巨人が追加点を奪えない間に田中は集中力を維持し、5回には岡林を四球で歩かせながらも、細川には三ゴロ併殺打に仕留め、勝ち投手の権利を得る結果となった

試合後、内海投手コーチは「小林が田中の良さを引き出してくれている

彼には粘り強く投げ続けてもらいたい」とコメントし、残りの試合に向けた期待を寄せた

田中の今季の成績は、今後の200勝達成に向けて期待されるものとなる

今回の試合では田中投手が持つ実力を証明する場面が多く見られた。初回の優れた投球と攻撃の連携は良好であったが、3回の一発が響き、結果として防御力に課題を残した。とはいえ、最後のプレーでは見事な併殺がでており、今後の試合でも期待できる内容だった。
キーワード解説

  • 日米通算200勝とは?:日本のプロ野球とメジャーリーグでの勝利を合算した記録で、歴史的な偉業とされる。
  • バッテリーとは?:投手と捕手の組み合わせを指し、試合中の連携が非常に重要である。
  • 二塁打とは?:打者が一塁から二塁まで進むヒットの一種であり、得点のチャンスを生む重要な打撃。

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