この時期になると、選手たちの来季に向けた契約更新やフリーエージェント（FA）市場の動向にも注目が集まり始める
特に、阪神タイガースのように実力派選手が多く所属するチームでは、主力選手の去就が10月に予定されているドラフト会議にも影響を及ぼすことが予想される
ジェレミー・ビーズリー選手のプロフィール
阪神タイガース所属のジェレミー・ビーズリー選手（投打：右投右打、身長191cm、体重102kg、生年月日：1995年11月20日）は、クレムソン大学を卒業後、 MLBのダイヤモンドバックスとブルージェイズでプレーした実績を持つ、来日3年目の選手であるビーズリー選手は2020年にメジャーデビューし、メジャーリーグで通算18試合に登板している
来日初年度の2023年には、中継ぎとして活躍した後、シーズン途中で先発に転向
6先発で1勝2敗、防御率2.20を記録し、契約延長を勝ち取った
昨季は右肩の不調の影響で出遅れたものの、それでも5月中旬から一軍に合流し、14試合（76回2/3）で8勝3敗、防御率2.47と好成績を残した
しかし今季、期待された年間を通じた活躍は見られず、開幕からの成績は厳しい状況
これまでのところ、8試合に登板（うち6先発）して1勝3敗、防御率4.60にとどまっている
一方、二軍では15試合に登板し、5勝4敗、防御率2.21と好調であるものの、選手層が厚いため、6月以降は一軍での登板機会が限られている
プロ野球のシーズン終盤には、選手たちの去就が大きな話題になります。阪神タイガースのジェレミー・ビーズリー選手のケースでは、昨季の良い成績から一転、今季は苦しんでいるようです。これが彼の契約にどう影響するか注目です。
キーワード解説
- フリーエージェント（FA）とは？選手が契約満了後、他チームと交渉できる制度のことです。これにより選手は新しいチームに移籍する機会を得ます。
- 防御率とは？投手が一定回数投球したとき、何点を相手に与えたかを表す指標です。低いほど優秀な成績とされます。
