巨人・山崎がセ・リーグ最終登板で好投、クライマックスシリーズに弾み

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◇セ・リーグ 巨人―中日(2025年10月1日 東京D) 巨人の5年目右腕・山崎伊織投手(26)が1日の中日戦(東京ドーム)で今季25度目の先発登板を果たした

山崎投手は今季初の中4日で臨んだこの試合で、2回を投げ2安打無失点という見事な内容を見せ、レギュラーシーズン最終登板を締めくくった

これにより、11日から始まるDeNAとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージに向けて良い弾みをつけた

前回登板の9月26日のDeNA戦(横浜)では、自己最多となるシーズン12勝目を逃すも、通算14勝(4敗)を挙げる得意な相手に対し、わずか3回で6安打4失点と結果を残せずにいた

短いイニングを投げることを考慮し、山崎は3年連続でチームの最終戦の先発投手として信任され、試合に臨んだ

今季1軍初マスクの山瀬選手とのバッテリーを組み、初回から安打と四球で1死一、二塁、さらに2死二、三塁とピンチを迎えたが、無失点で切り抜けた

その後味方打線が打者10人で5安打を集中し、一挙5点を先制

山崎も自身の打席で中前打を放つなど攻撃にも貢献した

2回には2死から安打を許したものの、無失点でこの回を投げ切り降板

投球内容は2回で打者9人に対して26球を投げ、2安打無失点、1三振を奪い、与えた四球は1つで、直球の最速は148キロを記録した

山崎は過去2年もチームの最終戦で先発を任されており、2023年にはプロ初完封を達成、24年にも2年連続で10勝を挙げている

今季は8月29日の阪神戦(甲子園)で3年連続の10勝目をマークし、9月19日の広島戦(東京D)では自らV打を含む適時二塁打を放って自身初の11勝目を挙げるなど、ますます成長を見せている

山崎投手の仕上がりが試合を通じて見られ、クライマックスシリーズに向けて良い状態を保っています。彼の成長は確実に感じられ、今後の活躍に期待がかかります。
キーワード解説

  • 先発投手とは?:試合の始まりからマウンドに立ち、最初に投球を行う投手のことを指します。
  • クライマックスシリーズ(CS)とは?:日本プロ野球において、特定のチームがプレーオフを通じて優勝を狙うための制度です。
  • 無失点とは?:相手チームに得点を与えない状態のことで、投手にとっては非常に重要な成績です。

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