中日・草加勝投手、プロ初登板初先発で奮闘するも5失点

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◇プロ野球セ・リーグ 巨人-中日(1日、東京ドーム)中日の草加勝投手がプロ初登板・初先発を果たし、東京ドームのマウンドでの戦いに挑みましたが、4回途中で5点を失う結果となりました

初回、草加投手は先頭打者の丸佳浩選手に2ベースヒットを浴びると、その後2つの四死球で2アウト満塁のピンチを迎えました

四死球とは、投手が4つのボール(ボール・フォアボール)を与えることで、バッターが自動的に一塁に進むことを指します

この状況で、亜細亜大の先輩である田中幹也選手がマウンドに向かって話しかけ、草加投手を落ち着かせようとしましたが、中山礼都選手に強襲のタイムリーを許し、2点を失いました

さらに、浦田俊輔選手と山瀬慎之助選手にもタイムリーを浴び、初回で合計5点を失う苦しい展開となりました

2回にもピンチを切り抜ける場面がありましたが、リチャード選手からは三振を奪い、この回は無失点でパス

しかし、3回には初めて三者凡退に抑えるなど、一時は安定した投球を見せました

ところが4回に入り、再び丸選手から2ベースヒットを浴び、泉口友汰選手にも安打を許し、1アウト1、3塁のピンチに

ここで中日・井上一樹監督が代わりの投手を準備させるためにマウンドに向かいました

草加投手はこの日、4回途中で被安打8、5奪三振、2四死球、5失点の成績でした

彼は2023年のドラフトで1位指名を受け、亜細亜大学から中日ドラゴンズに入団

ルーキーイヤーはトミー・ジョン手術を受けて1年間リハビリを行い、今季はファームでの12試合に先発として登板し、1勝0敗、防御率3.38という成績を残していました

草加投手のプロ初登板は期待と不安が入り混じるものでした。初回に大量失点を許したものの、次第に調子を取り戻し、三者凡退の回もあったため、今後の成長に期待がかかります。初めての舞台での経験は、彼にとって価値ある財産となることでしょう。
キーワード解説

  • 草加投手とは?:中日の若手投手で、亜細亜大学からドラフト1位で入団。初登板では苦戦したが今後の成長に期待が寄せられている。
  • トミー・ジョン手術とは?:肘の靭帯を修復する手術で、特に投手に多く行われる。復帰には時間がかかるが、成功率は高い。
  • プロ野球とは?:日本のプロ野球リーグで、12球団が参加している。毎年、高い競技レベルが求められ、若手選手の登場が注目される。

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