巨人・杉内コーチが今季の投手陣を振り返る 中継ぎ起用の意図と来季への課題

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東京都の東京ドームで行われた1日の中日戦で、読売ジャイアンツ(巨人)の杉内俊哉投手チーフコーチ(44)は、5-2で勝利した試合後に救援投手の戸郷翔征(26)の起用について語った

戸郷は3回から登板し、ピンチを迎えつつも無失点で切り抜けるという奮闘を見せた

ピンチを乗り越えた若手投手

スタートを切った先発投手の山崎は初回に二死二、三塁という厳しい場面を迎えるも、2回を2安打無失点で抑えた

続いて3回からブルペンで待機していた戸郷がマウンドに上がり、久々の救援登板として挑むこととなった

5回には暴投や四球でピンチを迎えるも、山崎同様に無失点で抑えた

中継ぎ投手起用の意図

杉内コーチは戸郷の中継ぎ登板について「一球の大事さや、中継ぎにしかわからない気持ちがある」と言及

先発投手は時に漠然とした投球になりがちだからこそ、中継ぎの経験が重要だと説明した

先発投手の離脱とその影響

後半戦に入ると、巨人の先発ローテーションが非常に厳しい状況に追い込まれた

多くの投手が離脱する事態に備え、若手投手の積極起用を行うも、5回未満での降板が相次ぎ、チームには大きな課題が残った

来季への反省と課題
杉内コーチは「先発が長いイニングを投げられれば中継ぎの負担も減るし、異常な状況が多く見られた」と厳しい表情で振り返った

来季に向けて今季の経験が反省材料となるべきだという意識を持つことが重要と考えられている

今年の巨人は先発投手陣の故障や不調に悩まされていて、主力選手が休む中若手投手が活躍してきた様子がうかがえます。特に中継ぎ起用の意義を分析するコーチの姿勢から、チーム全体の結束力や成長を期待したくなるところです。
キーワード解説

  • 中継ぎとは?中継ぎは試合中に先発投手に代わって登板し、残りのイニングを投げる役割を持つ投手です。
  • 救援投手とは?救援投手は先発が降板した場面で出てきて、試合を締めくくる役割を果たす投手のことです。
  • 先発投手とは?試合の初めから登板し、できるだけ多くのイニングを任される投手を指します。

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