ロッテ・西川史礁、規定打席達成と新人王候補としての成長に注目

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ロッテの西川史礁が規定打席到達、パ・リーグの新人王候補としての成長に注目

ロッテの若手選手、西川史礁(にしかわ ふみお)は、9月30日の楽天戦後にシーズンの規定打席に到達し、パ・リーグの打率ランキングで6位にランクインした

規定打席とは、プレーヤーが一定の打席数に達することで、成績が正式に記録される基準を指す

残り試合数は2試合であり、故障がなければ南出の条件をクリアできる見込みだ

シーズンの初め、西川は打率が.145まで落ち込む苦しい時期を経験した

プロの壁にぶつかりながらも、彼は“ポイントを近くにして打つ”ことをテーマに取り組み、6月13日に再昇格して以来、82試合で打率.313(335打数105安打)、3本塁打、34打点と安定した成績を残している

彼の成長は、特に打撃フォームの修正に成功したことに起因している

西川は日々の振り返りを行い、その日のテーマをノートに記録している

これにより、良かったことと悪かったことを分析する力を高めているとのこと

彼は、「ダメなところは振り返り、良かったところはなぜ良かったのかを常に考えながら日々のプレーに挑んでいる」と語った

栗原健太打撃コーチは、彼の成長を高く評価しており、ボール球に対する判断力が向上し、ヒットゾーンが広がったことを指摘

また、西川の走塁や守備についても言及し、1つ先を狙った走塁のセンスがチームに大きな貢献をしていることを強調している

特に印象的なのは、9月13日の楽天戦での好走塁だ

西川は球を見極めながら三塁を陥れ、ゲームを左右するプレーを見せた

守備でも外野手リーグトップの9補殺を記録しており、攻守にわたる活躍が光る

「これからも1試合1試合を無駄にせずに全力プレーを発揮したい

結果がついてくればいいなと思っています」と語る西川の姿勢からは、新人王への強い意志が伝わってくる

西川選手の成長が目覚ましいです。初めの頃は苦労もありましたが、自分の課題を見つけて改善する姿勢が素晴らしいと思います。それが今の成績に繋がっているのでしょう。特に走塁や守備でも貢献しているところにも注目です。
キーワード解説

  • 規定打席とは?プロ野球において、選手が一定の打席数に達することで成績が認定される基準です。
  • 新人王とは?プロ野球のシーズン中に最も優れた成績を残した新人選手に与えられる賞のことです。
  • ヒットゾーンとは?打者が安打を打つことができるエリアのことを指し、広がることでヒットを打つ確率が上がります。

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