入学前は、大阪の興国高校で外野手としてプレーしていたが、進学と同時にメインポジションを変え、大学生活の中で飛躍的な成長を遂げた
大学1年生から活躍をし、特に2年生の春には主戦投手としての地位を確立
チームは強化され、1985年春にはリーグ3部での優勝を果たし、入れ替え戦にも勝利して2部に昇格
二部でもその秋には優勝を果たし、目覚ましい成果を収めた
奈良産業大学は1984年に創立された若い大学で、湯舟氏は入学時には2期生であり、硬式野球部が創立から2年目のシーズンを迎え、近畿学生連盟に加入
湯舟氏は同級生たちと共に、難易度の高い3部リーグで活躍した
投手に完全に転向してからは、春のチャンピオンシップでも重要な役割を担い、活躍していた
湯舟氏によれば、当時は上級生に1人のエースがいたが、彼が戻ることで自身が2番手、あるいは3番手としてプレーしていたという
湯舟氏は、「智弁学園で甲子園に出た左ピッチャーと同じチームになったのです
彼との競争が自分を成長させた」と振り返った
さらに、「自分も高校時代と比べて身体が大きくなり、力がついてきた
そのため、球威が増した」と述べる
大学ではほぼ毎日ピッチングの練習を行い、体を疲れさせることなくフレッシュな状態でマウンドに上がることができたとし、そのことが成功をもたらした要因の一つであると分析した
初めは直球とカーブの2種類だけだったが、後にスライダーやフォークを取り入れ、球種が増えたことも成長の証としている
元阪神の湯舟敏郎氏の転向や成長は、選手としてのキャリアにおける重要な段階を示しています。大学で投手として活躍するまでの道のりが語られる中で、彼の努力や仲間との切磋琢磨が成果につながったことが伝わってきます。特に、同級生との競争は、成長の大きな要因となったのでしょう。
キーワード解説
- 投手とは？：野球において、打者に対してボールを投げる選手のことを指します。ピッチャーとも呼ばれ、試合の中でチームの成績に大きく影響します。
- 球威とは？：投げるボールのスピードや力の強さを示す言葉です。球威が強いほど、打者にとって打ちにくいピッチになります。
- 球種とは？：投手が投げるボールの種類を指します。直球、スライダー、カーブなど、さまざまな種類があります。
