巨人、戦力外通告を発表 高橋礼投手と乙坂智外野手らがリストに

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2025年10月2日、東京ドームで行われた記者会見において、読売ジャイアンツ(以下、巨人)は高橋礼投手(29歳)および乙坂智外野手(31歳)に対する戦力外通告を発表しました

これは、来季に向けたチーム再編の一環として位置付けられています

高橋礼のプロ入りからの経歴

高橋は2023年オフに福岡ソフトバンクホークスからトレードで巨人に加入しました

彼はソフトバンク時代の2019年に新人王に輝くほどの実力を持つ右腕でしたが、今季は思うようなパフォーマンスを発揮できず、1軍登板がありませんでした

トータルで2024年シーズンには11試合に登板し、2勝2敗という成績を残しましたが、他の投手に力で押される格好となりました

乙坂智の近年のプレー状況

一方、乙坂は2021年に横浜DeNAベイスターズを退団後、メキシコや米国の独立リーグでの経験を経て、2023年6月にはメジャーリーグ・マリナーズの傘下3Aを退団しました

その後、7月に巨人の入団テストを受けて合格し、巨人入りを果たしましたが、出場機会は5試合にとどまり、打率0.200と厳しい成績に終わっています

育成選手の戦力外通告

更に、育成選手の三浦克也投手(24歳)、直江大輔投手(25歳)、大城元外野手(21歳)がともに戦力外通告を受ける結果となっています

巨人としては、若手選手に多くのチャンスを与える一方で、戦力の見直しも同時に進めていく方針のようです

今回の戦力外通告は、巨人がチームの再編を進める一環として行われたもので、特に若手選手へのシフトチェンジが見込まれます。経験豊富な選手たちの戦力外は厳しい決断ですが、若手選手たちに新たなチャンスを与える意味でも重要なステップとなるでしょう。
キーワード解説

  • 戦力外通告とは?選手がチームの戦力として計算されなくなったことを指します。この通知を受けた選手は、契約の解除または移籍の道を選ぶことが一般的です。
  • 新人王とは?プロ野球において、初めてのシーズンに特に優れた成績を残した選手に贈られる賞です。

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