ソフトバンク、リーグ2連覇達成後の練習で選手登録の運用に頭を悩ませる

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福岡ソフトバンクホークスがリーグ2連覇を達成した後、2日、みずほペイペイドームで全体練習を実施しました

レギュラーシーズンは残り2試合となり、5日の千葉ロッテマリーンズ戦で全日程が終了します

クライマックスシリーズ(CS)のファイナルステージが15日に控えていますが、選手登録に関して一つの悩みが生じています

クライマックスシリーズとは、プレーオフの一環で、リーグ優勝チームとそれに続くチームが対戦し、最終的なチャンピオンを決定するためのシリーズです

今年のCSファイナルステージの初戦は15日に行われますが、レギュラーシーズン最終戦後からCS初試合までには中9日の空白期間があります

このため、選手たちの出場選手登録を抹消することができず、チーム編成に影響を及ぼす可能性があります

昨年のソフトバンクは10月4日に全日程が終了し、翌日には全選手の出場選手登録が自動的に抹消されていました

それによって、CS初戦に向けて新たな選手を登録する柔軟性が生まれていました

しかし、今年の状況では、もし5日の試合で選手が登録されたままだと、翌6日に抹消されても最短の再登録は16日となり、CS初戦に間に合わなくなります

小久保裕紀監督は「井上朋也や明日から呼ぶ笹川吉康も抹消せずにそのまま登録しておこうと思います

近藤健介、周東佑京、今宮健太の状態もあるので、しっかりと見極めていきます」との考えを示しました

このように、監督はCSに向けた戦略を立てる必要があり、出場選手のコンディション管理が重要な課題となります

今回のソフトバンクの状況は、クライマックスシリーズ進出を目指すうえで選手登録が重要な要素であることを示しています。特に、選手のコンディションや状態を見極める必要があり、監督の判断はチーム全体に影響を及ぼします。今年のシーズンは、昨年とは異なる構造があるため、どのように選手登録を運用するかは注目されます。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?:クライマックスシリーズは、通常のレギュラーシーズンが終了した後、リーグ上位のチームが争うプレーオフのことです。このシリーズでは、勝ち上がったチームが日本シリーズに進出します。

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