中日・石川翔投手、契約非更新に伴い現役続行を希望

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中日ドラゴンズは、2025年10月2日、育成選手である石川翔投手(27歳)との契約を結ばないことを発表した

石川選手は2017年のドラフトで青藍泰斗から2位指名を受けて入団したものの、度重なる怪我に悩まされ、2022年からは育成契約を締結し、支配下選手への復帰を目指していた

石川選手は球団に感謝の意を示しつつ、「8年も面倒を見ていただいたので感謝は大きいですね

なんか解放された感じ

本当に毎日、毎日辛かった」と正直な心境を語った

特に、彼は2023年3月に受けた右肘のトミー・ジョン手術(内側側副靱帯再建術)を境に、自身の野球への考え方が大きく変わったと明かしている

この手術は、肘を支える靱帯が損傷した際に行われるもので、選手が再び競技に復帰するためには非常に重要な手術である

石川選手は、今後も現役を続行する意向を示している

「どうやったらこの能力を生かせるかは今も考えているので、やめるつもりはない」と語り、可能性に向けて前向きな姿勢を保っている

今シーズンは2軍で19試合に登板し、1勝1敗、防御率7.71という成績であった

最終登板となった9月24日の試合では、最速152キロの直球を披露し、得意のスライダーも操っていた

1軍での経験は限られ、入団からの8年間の半分以上は怪我によって無駄にしてしまったと自身のキャリアに納得がいかない様子である

「自分の野球人生には納得いっていないので、納得いくまでやります」としっかりとした意志を表示し、新たな道を模索している

石川翔投手の契約非更新は、野球人生の大きな転機となるでしょう。彼はこれまで多くの怪我に苦しみながらも前向きな姿勢を保ち続けており、今後の支配下復帰に向けた努力を続ける様子には力強さを感じます。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは?: トミー・ジョン手術は、野球選手や他のスポーツ選手の肘の靱帯を修復する手術で、再建手術の一種です。この手術を受けた選手は、復帰後に活躍するケースが多く見られます。

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