ソフトバンク育成ルーキー、漁府輝羽が豪快な2ランを放つ

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◆交流戦・ソフトバンク3軍8―1NCダイノス(2日、タマスタ筑後) ソフトバンクホークスの育成ルーキー、漁府輝羽外野手(23)が、交流戦において見事な2ランホームランを記録した

試合はソフトバンクがNCダイノスに8-1で勝利した

試合の詳細

「8番右翼」としてフル出場した漁府選手は、4回2死二塁の場面で138キロの御手洗投手のストレートを捉え、左中間へ飛び込む豪快な2ランホームランを打ち上げた

「タマスタでの初ホームランを打ててとても嬉しい」と喜びを隠さなかった

経歴と成績

漁府選手は岡山県出身で、おかやま山陽高から強豪の東北福祉大学に進学した

しかし、大学では4年間で公式戦への出場が3回という状況だった

それにもかかわらず、183センチ・93キロの体格と強力なスイングで評価され、育成ドラフト10位でソフトバンクに入団した

今シーズンの成績

今季はファームの非公式戦に95試合出場し、打率1割5分6厘、6本塁打という成績を残している

一方で、三振は117回に達し、チーム唯一の3桁となってしまった

「ここまで三振が続くとは思っていなかった」と漁府選手は振り返る

育成方針と翌シーズンへの期待
大道典良3軍打撃コーチは「今年は三振が多くても構わない

漁府の長打力を育むことが重要だ」と説明した

漁府選手も最近ではウエスタン・リーグでの出場機会を得ており、2軍選手から刺激を受け、スイング力の強化や動画を用いたトレーニングに取り組んでいる

「ホームランを打ちたい思いでプロ入りしました」と語る漁府選手

来季に向けて、公式戦での初安打とさらなる活躍を誓っている

ソフトバンクの育成ルーキー、漁府輝羽選手はタマスタ筑後での試合で豪快な2ランホームランを放ち、これからの成長に期待がかかる。チームの育成方針に則った成長を見せる彼の今後の活躍が楽しみである。
キーワード解説

  • 育成ドラフトとは?:プロ野球チームが即戦力ではない若手選手や、リハビリ中の成長途上の選手を対象に指名する制度。
  • 三振とは?:打者が投手のボールにバットを振って当たらなかった場合に与えられるアウトの一つ。
  • ウエスタン・リーグとは?:日本プロ野球の一部で、主に西日本のチームが所属し、育成や若手選手の活躍を促進するためのリーグ。

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