近畿大学・阪上翔也選手、大学球界の期待を背負い成長中

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近畿大学の阪上翔也選手(4年、神戸国際大付)は、その卓越した打撃力と俊敏さで注目を集めています

高校時代には最速148キロの投球を誇り、また50メートルを5秒9で駆け抜ける俊足を持つ選手です

彼は高校3年時に春夏甲子園に出場し、夏の大会ではベスト8に進出すると共に、貴重なホームランを記録しました

阪上選手の成長過程

大学入学当初から期待される選手として、阪上は打者として競争する道を選びました

1年生の春には主に代打に留まっていましたが、2年生以降はライトのレギュラーを確保

しかし、打順は定まらず、時には下位での出場も続きました

このような状況の中、阪上選手自身は「もっとやれる」と感じる瞬間が多かったと言います

近大の光元一洋監督は、彼について「確実性が欠け、粗さがあった」と評価しています

指導者の見解

3年目のシーズンには1番や5番を任される試合も増えましたが、依然として秋のリーグ戦では苦しむ場面が多く見受けられました

しかし、今シーズンは開幕から中軸を任され、阪上選手の成長が期待されています

光元監督は「手を出しそうになっても我慢できるようになった」とし、彼の成長を評価しています

阪上はオープン戦で約3割の高打率を残す活躍を見せています

全国レベルの壁に直面

秋のリーグ戦では立命館大学との対戦で中越えの2ランホームランを記録するなど、少しずつ存在感を示している阪上選手

しかし、自身の成績については厳しい表情で「今季は内容が良くない」と自己評価しました

彼は6月に行われた全日本大学選手権で全国レベルの投手と対峙し、その強さを体感したといいます

トレーニングを重ね、体重を増やす必要性を痛感した阪上選手は、食事量の見直しにも取り組み、体重の維持に成功しています

栄光を目指す阪上選手の挑戦

阪上選手は、夏の遠征中に150キロ台のストレートを投げる投手たちとも対戦し、多くの打席で好結果を残しました

「明大との試合では4打数4安打といった手応えを実感した」とにこやかに語ります

引き続き自己の可能性を追求し、秋のリーグ戦に向けて備えています

阪上翔也選手の成長は、ただ単に打撃力を高めるだけでなく、精神面でものびやかな進化を遂げています。経験を積む中で、自身の強みや弱みをしっかり理解し、さらなる技術向上を目指している姿勢に感心します。大学最後のシーズンでこの成長がどのように結果に結びつくか、今後のプレーに期待が高まります。
キーワード解説

  • 阪上翔也とは?高校時代から注目の選手で、特に优れた打撃力と走力を持つ。
  • 甲子園とは?全国の高校野球チームが出場する、最も権威のある高校野球の大会。
  • 打率とは?選手が打席に立った回数に対するヒットの割合を示す数値。
  • ライトとは?野球のポジションの一つで、外野の右側を守る選手を指す。
  • オープン戦とは?公式リーグ戦が始まる前に行われる、選手の調整を目的とした試合。

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