今季は開幕からローテーションの一角を支え、先発23試合で7勝9敗、防御率3.48という成績を残していたが、9月19日の巨人戦(東京ドーム)が今季最後の登板となり、9月21日に出場選手登録を抹消された
球団の発表によると、大瀬良投手の診断名は「右変形性肘関節症」であり、手術は「右肘関節授動術、関節形成術、滑膜切除術」とされる
この手術は、肘関節の機能を改善し、炎症を抑えることを目的として行われる
肘部の痛みや可動域の制限を軽減し、選手が再び投球できるようにするための重要な処置である
大瀬良投手にとって、右肘の手術は今回で4度目となる
直近では、2023年のオフシーズンに「右肘滑膜切除」の手術を受け、昨季にはノーヒットノーランを達成したほか、防御率1.86という素晴らしい成績を残している
また、2020年のオフにも同様の手術を受けており、その際は2021年の開幕投手を務めた実績がある
大瀬良投手の手術は、彼自身のキャリアにおける重要な一歩です。エースとしての責任を担い続け、多くの試合で貢献してきた彼にとって、肘痛は厳しい試練です。この状況を乗り越え、再び投球できることを心から願うばかりです。
キーワード解説
- 右変形性肘関節症とは? 肘の関節に変形が生じて、痛みや可動域制限を引き起こす病状を指します。
- 右肘関節授動術とは? 肘関節の関節運動を改善するために行う手術で、関節が固まってしまうのを防ぐ役割があります。
- 滑膜切除術とは? 関節の滑膜と呼ばれる部分を切除する手術で、炎症を抑えて関節の可動性を改善する目的があります。

