巨人・田中将大、クライマックスシリーズでの先発を期待される理由

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 東京読売ジャイアンツは、2023年のプロ野球シーズンにおいて3位からの逆転日本一を目指し、11日から始まるクライマックスシリーズ(以下、CS)に臨む

注目を集めているのは田中将大投手(36)であり、過去のCSにおいて卓越した成績を残してきた実績から、その信頼度は高まっている

田中投手の過去の成績

 田中投手は、かつて東北楽天ゴールデンイーグルスに在籍していた時期、2009年と2013年に計4試合に登板し、3勝1セーブを記録した

特に、彼が先発した3試合はすべて完投を果たし、その中には完封試合も含まれる

2009年と2013年の実績

 2009年のシーズンは、ソフトバンクとのCS第1ステージ第2戦に先発し、1失点(自責点0)で完投勝利を収めた

さらに、日本ハムとの第2ステージ第3戦でも2失点で完投し、勝利を引き寄せた

2013年には、ロッテとのファイナルステージ第1戦にて完封勝利を果たし、その第4戦では9回にリリーフとして登板し、無失点で抑え、胴上げ投手となった

メジャーリーグでの活躍

 大リーグ時代には、ニューヨーク・ヤンキースとしてポストシーズンで5勝を挙げ、日本選手としてはパドレスのダルビッシュ有投手に並ぶ歴代最多勝利を誇っている

このようなポストシーズンでの経験が、今後のCSに向けての期待をさらに高める要因となっている

監督の信頼
 今シーズンの9月30日に日米通算200勝を達成した田中投手について、巨人の阿部慎之助監督は「もちろん投げてもらいます」とコメントし、CSでの先発を早くも示唆した

11日からの横浜DeNAベイスターズとのファーストステージでは、第1戦が山崎伊織投手(26)、第2戦が戸郷翔征投手(25)で、その後の第3戦では横川凱投手(25)の先発が予想されている

 田中将大投手の出番が訪れるのは、ファイナルステージへの進出が確定した際の敵地・甲子園での阪神戦が予想されている

過去のCSでの好成績を踏まえ、今後の活躍に強い期待が寄せられている

田中将大投手が過去のクライマックスシリーズで優れた成績を収めたことは、今後のCSでの活躍に強い期待を抱かせる。監督やファンの信頼を一身に受け、どのようなパフォーマンスを見せるのか注目が集まっている。
キーワード解説

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