ソフトバンクのドラフト3位ルーキー安德駿がライブBPに登板、実力をアピール

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福岡県筑後市のファーム施設で、ソフトバンクのドラフト3位ルーキー安德駿投手(23)が実戦形式の打撃練習「ライブBP」に登板した

この日は本来、ソフトバンクの3軍がNCダイノスと対戦予定だったが、雨天のため中止となった

ライブBPとは?

「ライブBP」とは、投手が実際の試合に近い状況で打者に対して投球を行う練習のことで、選手が実戦感覚を養うための重要なステップです

この練習を通じて、投手は自身の投球力をチェックし、打者も実際の球を見ながらタイミングを取ることができます

安德の実戦デビューとパフォーマンス

この日は、安德が計43球を投じ、まっすぐ主体から始まり、徐々に変化球を交えた

この投球の中で、安打性の当たりは5本

最速は146キロを記録し、同投手は「フォークとチェンジアップは抜けてしまったけど、満遍なく投げることができた」とコメントした

特に、内角への真っすぐについては、奥村政稔3軍ファーム投手コーチ(33)から高く評価された

これまでのキャリア

久留米商業高校から富士大学を経た安德は、制球力の良さと球質が評価され、ソフトバンクにドラフト3位で入団した

しかし、昨秋に右肘の炎症が見つかり、1月からはスロートレーニングで調整を行い、4月の3軍戦でようやくプロ初の試合登板を果たした

体力づくりの重要性

その後、ウエスタン・リーグでの登板を経て、8月15日の広島戦を最後に実戦から遠ざかっていたが、最近は体力づくりに重点を置いたトレーニングを続けている

安德の体重は3キロ増え、84キロに達した

「前ほど全力で投げなくても同じくらいの出力が出るようになった」と自信を見せた

今後の展望

この日はタマスタの今季最終戦での登板が予定されていたが、雨天中止により実現せず、安德は「天気には勝てない」と残念がった

次の登板は、みやざきフェニックス・リーグに持ち越される予定で、その中で成長した姿をファンに見せたい意欲を示している

安德投手の今後の成長が期待されます。特に、体力づくりが功を奏しているようで、スピードや制球力の向上が期待できる状況です。次の登板が楽しみです。
キーワード解説

  • ライブBPとは? - 実戦に近い環境で投手がバッターに投げる練習のことです。
  • プロ初の実戦登板とは? - プロ入り後、初めて公式戦に登板することを指します。
  • 制球力とは? - 投手が狙ったコースにボールを投げる能力のことです。

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