西武ライオンズ、逆転サヨナラ負けで5位が確定ながら平良海馬がタイトル獲得

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西武、逆転サヨナラ負けで5位確定も平良海馬はセーブ数でタイトル獲得

◆楽天1―6西武(3日、楽天モバイルパーク) 西武ライオンズは、悪夢の逆転サヨナラ負けを喫し、シーズン最終成績が5位に決まりました

この試合では、序盤に2点を奪ったことで良いスタートを切りましたが、先発の與座海人が6回無失点という力投を行っても、終盤に守護神の平良海馬が炎上しました

8回には打線が4点を追加し、リードを広げましたが、救援陣が7回に1点、8回には3点を献上するという展開に

2点リードで迎えた9回、この日の守護神である平良は、無死満塁の状況でボイトに同点の2点タイムリーを浴び、さらに宗山にサヨナラ打を許しました

打たれたのはいずれも変化球で、平良は試合後「変化球など今日の反省は改善して、また来年に生かしたい」と悔しさを滲ませました

この試合では、ソフトバンクの杉山が30セーブで登板機会がなかったため、平良はセーブ数で31となり、初めてのタイトル確定に至りました

「そこを目指していたわけではないが、最終的に取れたらいいなと思っていたので良かった」と平良はコメントしました

一方、西武は今季も3年連続のBクラスという結果に、西口文也監督は「上位との差を感じる」とコメントし、チームの課題を示唆しました

西武ライオンズは、シーズン最終戦での逆転サヨナラ負けにより5位が決定しました。平良海馬選手はセーブ数で初めてのタイトルを獲得しましたが、試合内容は印象として非常に厳しいものでした。特に終盤の失点は、来シーズンへの課題として受け止められるでしょう。
キーワード解説

  • サヨナラ打とは?試合の終盤に、得点が同点の状態から勝ち越すことを目的に打たれる安打のことで、非常に緊迫した状況で生まれるプレーです。
  • セーブ数とは?救援投手が試合を決める役割を果たした場合に記録される数のことで、主に試合終了時点でリードしているチームを守ることに貢献した回数を示します。
  • 変化球とは?ピッチャーが投げる球種のひとつで、ストレートとは異なる軌道を持つことで打者のタイミングを外すことを狙った球です。

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