ヤクルトの田中陽翔がプロ初の猛打賞を達成 58年ぶりの快挙

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(セ・リーグ、広島1―6ヤクルト、24回戦、ヤクルト14勝8敗2分け、3日、マツダ)ヤクルトのドラフト4位・田中陽翔内野手(19歳、健大高崎高卒)が「1番・遊撃」で先発し、5打数3安打の成績を残しプロ初の猛打賞を達成しました

この猛打賞は、1試合で3安打以上を記録したことを指し、高卒1年目の選手による猛打賞は1967年の奥柿幸雄以来58年ぶりの快挙となります

田中選手は試合後に「来た球を打つことを意識していて、いいタイミングで打てたと思います

これまでの失敗を振り返り、次の日の練習に活かしていくことが成長につながっています」と語りました

彼は試合開始早々、先頭打者として右越えの二塁打を放ち、続いて村上選手の右犠飛により先制点をもたらしました

また、田中選手は二回には右前打を記録し、五回には中前打を放ちました

若手選手にとって1軍の舞台は学びの場であり、特にヤクルトの主砲・村上選手の存在は大きな刺激となっています

「村上さんは素晴らしいお手本で、あのような選手になりたいと思います」と田中選手は感謝の意を表しました

村上選手もまた、1年目のプロ初打席で本塁打を放っており、球界のトッププレーヤーとして注目を集めています

田中選手は「『調子には乗るな』という言葉を誰かに聞いて、確かにそうだと思います」と述べ、今後のさらなる成長に意欲を見せています

ヤクルトの田中陽翔選手の快挙は、多くのファンに希望を与えるものです。プロ初の猛打賞を達成したことは、実力を証明するだけでなく、若手選手が活躍することができるリーグの魅力も示しています。特に、村上選手から学ぶ姿勢は、今後の成長にとって重要です。
キーワード解説

  • 猛打賞とは? 1試合で3安打以上を打つことで、特に優れた打撃を評価する指標です。
  • 先頭打者とは? 試合の先頭を打つ選手のこと。初回に出塁し、得点機をつくる役割を担います。
  • 右越えとは? 右方向に飛ぶ打球のことで、外野のフェンスを越えると本塁打となります。

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