阪神・藤川球児監督、クライマックスシリーズに向けて全体練習を指導

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阪神タイガースは3日、甲子園球場において全体練習を実施し、15日から始まるクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージに向けての準備を進めた

藤川球児監督(45)は、6日から始まる「みやざきフェニックス・リーグ」に初日から参加し、選手たちを指揮することを明言した

クライマックスシリーズとは、日本のプロ野球において、レギュラーシーズン上位チームが進出するプレーオフ形式の大会であり、日本シリーズへの出場権を掛けた戦いが繰り広げられる重要なイベントである

藤川監督は、選手たちの状態を確認するために「本気でいく」と強調し、選手たちの成長を見極めるためにも、宮崎に赴きユニフォームを着て実地での指導を行うという異例の決断を示した

特に、昨年は2年ぶりにリーグ優勝を果たした実績があり、監督としての手腕が問われる場面が続いている

練習の様子

レギュラーシーズン最終戦から一夜明けた翌日、藤川監督は選手たちを集め、午前10時から約2時間にわたり打撃練習を行った

このように、クライマックスシリーズまでの約2週間の空白期間に1軍メンバーが調整の一環としてフェニックスリーグを活用するのは例年の慣例であるが、一軍監督がベンチ入りすることは非常に珍しいことである

藤川監督の思い

多くのチームでは、1軍監督が立ち会って見守るだけのことが多いなか、藤川監督はベンチ内で直接サインを出しながら選手たちを指導し、実戦形式の緊張感を作り出す方針をとっている

報道陣に対し「勢いのある選手が出てきてほしい」と語った監督は、リアルタイムで実戦を観察することの重要性を強調した

シーズンを振り返って

2023年のレギュラーシーズンは85勝54敗4分けという成績で、史上最速となる9月7日にリーグ優勝を決めた藤川監督は、その成果を維持するために尽力している

クライマックスシリーズを見据える
CSの意義についても議論があるが、藤川監督は「絶対にやった方がいい」と強調し、応援するファンの存在を大切にすべきだと述べた

日本シリーズに進出するためには、3勝が必要であり、短期間での激しい戦いで選手たちの勢いが求められる

監督として、選手たちの成長に期待を寄せ、調整の中でラッキーボーイの誕生を願っている

日本シリーズへ向けて、藤川監督が本気で動く必要があることに疑いの余地はない

阪神タイガースの藤川球児監督がクライマックスシリーズに向けて、全体練習を直指導したことは注目を集めています。特に監督がベンチに入ることは稀であり、選手たちの緊張感を高める良い機会となるでしょう。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?プロ野球のプレーオフで、レギュラーシーズンの上位チームが戦い、日本シリーズへの出場権を争う大会です。
  • みやざきフェニックス・リーグとは?若手選手の育成を目的としたリーグ戦で、シーズンオフに行われ、選手たちの成長を促します。

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