阪神・西純矢が投手から打者へ転向の可能性、プロ野球人生の新たな道を探る
2025年10月3日、阪神タイガースの西純矢投手（24）の来季構想が、投手としてではなく打者としての転向を視野に入れた方向で進んでいることが明らかになった彼は2019年のドラフトで1位指名を受け入団以来、肩や肘の怪我に悩まされる中、復活への道を切り開こうとしている
西純矢投手のここまでの経歴と今季の成績
西投手は、プロ入り以来そのパフォーマンスによって注目されてきた彼は150キロ以上の速球や140キロ中盤のフォークボール、多彩な変化球を武器に、2022年に6勝、2023年に5勝を挙げるなど、将来を期待される選手だった
しかし、この2年間はフォームが崩れ、さらに2025年の春キャンプでは右肘の異常で手術を受ける事態に見舞われた
打者転向の意向と新たな挑戦
球団は西投手の復帰を期待していたが、今季中に実戦復帰が叶わなかったため、彼の未来について再評価がなされている関係者によると、打者としての転向に前向きな意志を持っていることが確認されている
彼は2軍施設で打撃練習に励む姿が目撃され、選手たちにその努力が評価されている
打撃センスとプロ野球における打者転向の事例
西投手は高校時代に通算25本のホームランを記録しており、打撃センスにも優れているプロ入り後も49打席で11安打を記録しており、投手出身者としては素晴らしい数字である
過去にも多くの選手が投手から打者への転向に成功しており、彼のポテンシャルにも高い期待が寄せられている
チームの状況と西純矢の打者としての可能性
阪神タイガースは今季限りで引退を表明した選手や戦力外となった選手がいるため、右のスラッガータイプの補強が急務となっているこのような状況下、西投手が打者として台頭すれば、チームにとって頼りになる存在となることが期待されている
また、2027年から採用予定のセ・リーグDH制が彼を求められる理由の一つにもなりそうだ
西純矢選手の打者転向については、彼のこれまでの実績と努力を考えると期待が高まります。怪我に悩まされる中でも新たな挑戦を受け入れる姿勢は、彼にとって大きなプラスになることでしょう。阪神も彼の潜在能力を信じているようで、今後の展開が楽しみです。
キーワード解説
- 関節鏡視下関節鼠摘出術とは？ 関節内の異常を視覚的に確認し、不要な組織を取り除く手術のこと。
- 打者転向とは？ 投手としてプレーしていた選手が、打者に転向することを指し、過去には成功例も報告されている。
- パフォーマンスとは？ 選手が試合で発揮する能力や行動のこと。成績や結果にも大きく関わる。
