今回の選出は、彼にとって3度目の侍ジャパン入りであり、前年の欧州代表戦や今年3月のオランダ戦に続くものである
特にオランダ戦では、代表初先発として2回を投げきり、完全試合を達成した上に2奪三振を記録
そのパフォーマンスは、2023年3月に予定されているワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の第2先発候補として名乗りを上げる大きな要因となった
今シーズンは、開幕後に苦闘する時期もあったが、その後は安定した投球が続いており、10試合連続でクオリティースタートを達成(クオリティースタートとは、先発投手が6イニング以上を投げて自責点3以下に抑えること)している
これにより、完全に復調の兆しを見せている
シーズンの最終登板となる4日の日本ハム戦に備え、本拠地で練習に励む種市投手は、「侍ジャパンの一員として出たくない選手はいないと思っている
選ばれたい気持ちが強い
あの緊張感の中で投げる経験は何にも代えがたい」と意気込みを語った
4日の試合で好投を見せ、11月の韓国戦でも結果を残すことで、次回のWBC選出も狙っている
種市投手の侍ジャパン選出は、彼がこれまでの投球成績や経験を活かす重要な機会となります。特に、オランダ戦のパフォーマンスは次回のWBCに向けた大きなアピール要素です。選手としての成長とともに、日本の野球界における存在感も増しています。
キーワード解説
- 侍ジャパンとは?日本のプロ野球選手を中心に選出された、日本代表の野球チームのことです。
- クオリティースタートとは?先発投手が6イニング以上投げ、自責点を3点以下に抑えた場合に与えられる成績のことです。
- WBCとは?ワールド・ベースボール・クラシックの略で、世界最高峰の野球国が集まる国際大会です。

