広島・上本崇司選手、現役引退の最終打席に涙の別れ

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◆JERAセ・リーグ 広島―ヤクルト(4日・マツダスタジアム)2025年10月4日、広島東洋カープの内野手、上本崇司選手が現役最後の試合に臨みました

試合の7回、1死の場面で代打として打席に立ち、通算966打席目となる最後の打席に挑みましたが、結果は遊ゴロに終わりました

打席に向かう際、感情が高ぶり、一度打席を外して涙をぬぐう姿が印象的でした

初球を見逃した上本選手は、続く2球目にフルスイングで空振りをし、その後2球のファウルで粘るものの、5球目で遊撃ゴロに倒れました

スタンドからは惜しみない拍手が送り、彼の現役生活を讃える熱い声援が響きました

上本選手は、2012年のドラフトで3位指名を受けて入団し、13年間もの長きにわたりチームを支え続けました

規定打席には一度も到達しなかったものの、彼は貴重なユーティリティープレーヤーとして活躍

今月1日に戦力外通告を受けた際、彼は「正直、体もボロボロ

ちょっと肩の荷が下りたというか、もう頑張らなくていいんだという気持ちの方が強い」と語っていました

上本選手の引退は、広島のファンや選手仲間にとっても大きな出来事であり、彼がもたらしたものは計り知れません

上本崇司選手の引退は、長年にわたって広島東洋カープを支えてきた選手の最後の姿を見せる感動的なものでした。涙を流しながら打席に立つ姿は、彼がいかにこのスポーツに情熱を注いでいたかを物語っています。彼のような選手がいなくなることは、ファンにとっても非常に大きな喪失です。
キーワード解説

  • ユーティリティープレーヤーとは?:ユーティリティープレーヤーは、複数のポジションでプレーできる選手のことです。特定のポジションにとらわれず、チームのニーズに応じて柔軟に行動できるため、非常に貴重な存在とされています。
  • 戦力外通告とは?:戦力外通告は、プロスポーツにおいてチームが選手に対して契約を解除することを知らせる手続きのことです。選手は今後別のチームでプレーするか、引退を考えることになります。

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