ヤクルト村上選手、広島戦で感謝を込めたラストゲームを飾る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇セ・リーグ ヤクルト3ー1広島(2025年10月4日 マツダ) ヤクルトスワローズの村上宗隆内野手(25)が、今季の最終戦となる広島戦に出場し、感謝の思いをファンに伝えた

この試合で村上は4打数1安打3三振という成績で、国内での最後のゲームを終えた

シーズンを振り返る村上選手は、「悔しさがやっぱり1番最初に来ます」と語り、上半身のコンディション不良が影響して2軍での調整が続いたことに言及した

村上は開幕を2軍で迎えたが、7月29日に1軍に復帰し、56試合に出場して22本塁打を記録している

「143試合に出られなかった

でも、終わったことなので、ケガをまたしないように、ちゃんといいシーズンだったって言えるようにしていければなと思います」と冷静な姿勢を示した村上選手

彼は今オフにメジャーリーグ挑戦を表明しており、8年間在籍した球団への感謝の気持ちを口にした

「ポスティングをして、球団が決まらなければどうなるか分からないですけど、でも決まった時にまたそういう話ができればなと思います

こうやって8年間いろんな方々とかかわって、今の自分がいるので、本当に感謝しかないですね」と語った

試合後、マツダスタジアムではファンから「メジャーで暴れろ」とのコールが上がり、「もちろん、聞こえてましたし、まだ決まったわけじゃないですけど、行くっていうか、ポスティングをするっていうことは球団と話をして、たぶん、OK出してもらえるので、頑張りたいなと思ってます」と新たな決意をした

ヤクルトの最終戦は白星で締めくくり、高津監督の退任を祝う形となった

村上選手は「凄くうれしかったですね

監督が最後でしたし、21年、22年は優勝もできて

凄く今日も嬉しかったです」と喜びを表現し、監督にウイニングボールを渡し、「ありがとうございましたっていう、本当に感謝の気持ちだけです」とその心境を打ち明けた

村上選手の今季の振り返りやメジャー挑戦への意欲は、彼の将来への期待を高めている。ファンからの支援も感じ取れ、選手として新たなステージに進む決意をしたことは、ファンにとっても嬉しいニュースだ。
キーワード解説

  • ポスティングとは?選手が海外の球団と契約するために所属するチームが承認する制度を指す。
  • 本塁打とは?野球において、打球がフェンスを越えることで得点を奪える特別な打撃を意味する。
  • コンディション不良とは?選手の体調が良くないことを指し、プレーに影響を及ぼす状態を説明する。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。