広島・田中広輔選手、今季最終戦での惜別の挨拶

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◇セ・リーグ 広島1-3ヤクルト(2025年10月4日 マツダ) 広島の田中広輔内野手(36)が、同日のヤクルト戦において「1番・遊撃」として先発出場したものの、4打席で無安打の結果に終わった

しかし、試合は彼にとって今季最後の試合であり、ファンに対する惜別の挨拶をする機会となった

田中選手の激闘

田中選手は、試合の初回から二ゴロ、一ゴロ、空振り三振、そして再び二ゴロの結果を残し、4打数無安打という結果に終わった

安打はなかったものの、彼は安定した遊撃の守備を見せ、ファンを魅了

ただ、9回の途中で1死となったところで交代し、スタンドのファンに手を振りながら退場した

懐かしの「タナキク」コンビ

試合後、田中選手と菊池涼介内野手(35)のコンビが再び話題となった

彼は「2番・二塁」として先発し、1642日ぶりに「タナキク」がスタメンで復活

この名コンビが場内でコールされると、観客は大いに盛り上がった

長い間の絆

田中選手はコメントで、「やっぱり懐かしいなという感じもありましたし、2人でね、当時は丸もいましたけど、2人で二遊間を、辛いときから一緒に守ってきたので

」と振り返り、長年の絆を感じていた

守備の重視
この日の試合では、守備機会も数回こなした田中選手だが、事前の天候不良からグラウンドの状況に不安を持っていたという

「今日はあまり守備機会はなかったですけど、しっかりとプレーできたことに関してはすごくほっとしています」と語り、守備に重きを置いてプレーしていたことが伺える

試合後、田中選手は「広輔コール」や割れんばかりの拍手を受け、自身のキャリアを振り返りながら感謝の気持ちを表した

「本当に僕でいいのかな」と謙遜しつつ、自身のやってきたことが評価される場を得たことに満足感を感じていた

田中選手の今季最終戦は、彼のキャリアにおける大切な一コマとなった。ファンとの触れ合いや友情の深さを感じる瞬間が詰まった試合は、心に残るものとなっただろう。
キーワード解説

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