村上宗隆、ヤクルトでのラストゲームを勝利で飾りメジャー挑戦へ

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ヤクルト・村上宗隆、シーズン最後の試合を勝利で飾る

2025年10月4日、マツダスタジアムにて行われたプロ野球セ・リーグ最終戦、広島対ヤクルト戦で、ヤクルトの村上宗隆内野手(25)が4番・三塁としてフル出場しました

この試合で村上は、第6回に右前打を放ち、4打数1安打を記録

今季のレギュラーシーズンを勝利で締めくくり、仲間たちと勝利のハイタッチを交わしました

村上は、オフにポスティングシステムを利用しての米大リーグ挑戦が確実とされ、その意味でも特別な試合となりました

最近のインタビューでは「2021年、2022年は優勝もできて、多くの仲間と勝利を分かち合った

その光景が今日も見られてうれしかった」と感慨深く語り、高津臣吾監督(今季限りで退任)にウイニングボールを手渡す姿が印象的でした

今季の村上は、全56試合に出場し、打率.273、22本塁打、47打点の成績を残しました

しかし、上半身のコンディション不良に苦しんだこともあり、「もっともっと打ちたいという気持ちがあった」と悔しさを隠せませんでした

それでも「皆に見せられたいいプレーもあった」と振り返りました

村上は2018年に熊本・九州学院高からヤクルトに入団してから8年が経過しました

特に2021年と2022年はリーグ優勝および日本一に貢献し、22年にはプロ野球史上初の5打席連発を記録し日本選手最多の56本塁打を達成しました

また、22歳という若さで三冠王にも輝いています

村上は「この8年間、多くの人々と関わる中で今の自分があるので、本当に感謝している」とし、ヤクルトについても「強いときも弱いときも、ファンが温かく応援してくれたことが印象深い」と語りました

試合後にはファンから「メジャーで暴れろ」とのコールが送られ、「もちろん、聞こえていました」と微笑む一幕もありました

村上は今後も「目の前の1試合、1打席に集中して頑張りたい」とその意気込みを示しました

この記事では、ヤクルト・村上宗隆選手の若さと実績、そして彼のプロ野球生活の節目となる試合を振り返っています。彼がファンや仲間と共に勝利を喜ぶ様子は、多くの人に感動を与えました。次の挑戦への期待感も非常に高まります。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?:野球選手が海外のプロリーグに移籍するための仕組みで、日本の球団が選手の交渉権を保持しながら、選手が希望するリーグと契約できる機会を提供します。
  • 三冠王とは?:打率、本塁打、打点の3つの部門でリーグトップに輝く選手を指し、非常に短い期間に実現することが難しいすごい称号です。
  • ウイニングボールとは?:試合で勝利を決定づけた球のことで、選手がその試合の勝利を記念して手にすることが多い大切なボールです。

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