阪神・西純矢投手、打者転向の可能性が浮上

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阪神タイガースの西純矢投手(24)に打者転向のプランが浮上していることが、10月4日に明らかになった

西投手は2020年に創志学園高からドラフト1位で入団し、プロ初登板以来、これまでに通算12勝(7敗)を挙げている

しかし、昨季は4試合の登板にとどまり未勝利に終わり、現在は減量にも取り組みながら6年目のシーズンを迎えている

西投手は2月に「右肘関節鏡視下関節鼠摘出術」という手術を受け、リハビリに励んでいるが、今季は一軍登板がない状態が続いている

特に、投球フォームの確立に苦労していることも報じられている

しかし、彼の打撃センスは高校時代から注目されており、2022年5月18日のヤクルト戦では左翼に本塁打を放つなど、プロの舞台においてもその能力を示している

さらに、守備においては地肩の強さも光っており、27年から導入予定のセ・リーグの指名打者(DH)制が施行されることで、今後の出場機会も増えると見込まれている

期待されるエース候補でありながら、思うような結果が出せずに苦しんでいる西投手は、プロのキャリアにおいて新たな方向性を模索し始めていると言える

西純矢選手が打者に転向する可能性が浮上したことは、今後のプロ野球において興味深い展開を指示します。若手選手にとって、投手以外の選手道を模索することは新たなチャンスを生むかもしれません。西選手の打撃力が活かされることで、チームに新しい風をもたらすことが期待されます。
キーワード解説

  • 打者転向とは?:選手が本来のポジションから転向し、バッターとしての役割を主に担うこと。
  • 関節鏡視下関節鼠摘出術とは?:関節の中を観察しながら、鼠径部に発生した余分な組織を取り除く手術のこと。主に肘関節や膝関節に適用される。
  • DH制とは?:プロ野球において、指名打者制度の略称で、特定の選手が投手の代わりに打席に立つことができる制度。

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