日本ハム・伊藤、最終戦白星ならずもCSに向け決意新た

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◇パ・リーグ 日本ハム0―3ロッテ(2025年10月4日 ZOZOマリン)2025年10月4日、パシフィック・リーグの日本ハムがロッテとの直接対決に臨みましたが、0-3で敗れ、レギュラーシーズンを白星で飾ることはできませんでした

先発した日本ハムのエース伊藤は、手が届きそうだった沢村賞の14勝を目指して挑みましたが、結果的には8回完投ながら7安打3失点で今季8敗目を喫しました

試合は4回、ロッテのソトによる左犠飛で先制を許し、伊藤は失点の責任を感じている様子でした

「先制されたのは僕の責任だし、負けるべくして負けた」とコメントし、勝てなかったことへの悔しさをにじませました

しかし、7回には池田、佐藤、山本を三者連続三振に仕留める場面も見せ、エースとしての力を発揮しました

8回には高部の右翼線適時三塁打と、自らの暴投によって2失点を重ねました

沢村賞の条件には達成できなかったものの、最終的には27登板、195奪三振、勝率・636という成績を残しました

「(15勝は)いきたかった

やりきれていないシーズン」と率直に語りました

最多奪三振と2年連続最多勝をほぼ手中に収めながらも、「全然、うれしくない」と心境を述べました

しかし、今後に向けての意欲も見せています

中6日で行われるオリックスとのCSファーストS初戦に向けて、「初戦を取れるかどうかで変わってくる

勝つしかないので、いい形で心のリカバリーをして臨みたい」と切り替えました

レギュラーシーズンの結果は83勝57敗3分けで、2年連続の2位という成績を収めた日本ハム

新庄監督は「何勝すりゃ、優勝するの

来年の目標は95(勝)です」と冗談交じりに語りつつ、最後には「まだ終わっていない

あとはCSでファンのために精いっぱい戦う」とチームを鼓舞しました

伊藤やチームには、まだやり返すチャンスがあります

伊藤選手は試合後のインタビューで、今季の結果に対する悔しさを明らかにしました。自己の目標であった沢村賞に届かず、未知の悔しさを感じている様子でした。しかし、CSに向けて気持ちを切り替え、ファンの期待に応えたいとの意気込みを示し、今後の活躍に期待が高まります。
キーワード解説

  • エースとは? – チーム内で最も実力があり、試合の先発を任される選手のことを指します。
  • 沢村賞とは? – プロ野球において、最も優れた投手に贈られる特別な賞です。一定の成績基準を満たす必要があります。

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