西武・今井達也の去就不透明、続投要請を受けた西口監督が打撃力強化を誓う

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 埼玉西武ライオンズは、4日の楽天戦後、西口文也監督(53)が球団から正式に来季の続投要請を受けてこれを受諾したことを発表した

この指導者は、昨季の91敗からのチーム再建を託され、就任1年目を終えた

しかし、シーズン成績は63勝77敗3分け(勝率4割5分)であり、チームは西武になって3度目の3年連続Bクラスに沈んでいる

打撃の課題を抱えるチーム

 奥村剛球団社長(58)は西口監督の続投発表に際し、今季の成績について言及

「打撃の課題があるものの、今の私どもの強みである投手力を生かした守りの野球をスタートし、6月までは勝ち星を積み上げました

」と評価しながらも、7月以降の体力不足や底力に関する課題も指摘

この秋に向けて、今後の取り組みが求められている

投手力に対する期待と不安

 西口監督は、「投手陣はある程度の形を作れているが、打撃面がまだまだ」とし、特に守り勝つ野球だけでは上位との差を埋められないとコメント

また、ストロングポイントとしての投手力には不安材料も存在する

特に高橋光成投手がポスティング移籍を希望している可能性があり、今井達也投手の去就も不透明だ

今井は「メジャーに行きたいと言ったことはない」と語っているものの、球団側は準備を進めている

市場に動き出す今井達也

 さらに、今井選手の代理人候補がアメリカで活動を活発化させており、将来的に「2億ドル(約294億円)」とも言われる移籍市場の目玉として動く可能性がある

このような状況下で、高橋光成と今井がローテーションから欠けることになれば、再建2年目の西口監督にとっては大きな痛手となる

今後の展望
 今井が来季ローテーションの1番手に座るかどうかが西武にとっての重要な課題であり、今季の打撃力強化、そして投手陣の安定が求められる時期である

今回の西武の選手や監督に関するニュースは、今後のチームの行く先を大きく左右する重要な要素を含んでいます。特に今井投手や高橋投手の去就が不透明な中で、打撃力の強化が求められている点は、観客にも注目されるでしょう。再建途中のチームにとって、シーズンごとの成績がどれだけ改善されるかがキーポイントとなります。
キーワード解説

  • ポスティング制度とは?:選手がメジャーリーグベースボール(MLB)のチームと契約するために、所属する日本のチームが他チームにその選手を移籍させる権利を売却する仕組み。
  • 投球成績とは?:投手が試合での投球成果を記録するもので、通常は防御率や奪三振数、与四球などで評価される。
  • 打率とは?:打者がヒットを打った割合を表す指標で、打数に対する安打の割合を示す。打率が高いほど、選手のバッティング能力が高いと評価される。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。