巨人、水野スカウト部長がドラフト会議に向けた心境を語る

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巨人が行った新人テストにおいて、水野雄仁スカウト部長(60)は報道陣に対し、ドラフト会議に臨む心境を語った

このテストは10月5日にジャイアンツ球場で実施され、86人の応募者の中から書類選考を経て参加した25人が実技を行った

この中から指名リストに残った選手は1人だけだった

岩手県出身の期待の若手、佐々木麟太郎選手

佐々木麟太郎内野手(20)は、米スタンフォード大学出身で潜在能力が高く評価されているが、広島が先月のスカウト会議で彼を指名リスト外としたことが明らかになっている

水野部長はこの件に関し、「それは何とも言えないね」としながら、「視察には行きました」と述べた

ドラフト戦略の模索

水野部長は、ドラフトの戦略について、野手が優先なのか投手なのかはまだ決定していないと発言

今後、スカウト会議を行い、阿部監督とも話し合いながら絞り込む方針を示した

また、新たに2027年からセ・リーグに導入される指名打者(DH)制度がドラフトに与える影響についても言及し、即戦力と将来性を有した選手の重要性を強調した

新人テストの結果

この日の新人テストでは、書類選考を通過した25人が実技テストを受け、その結果1人が指名リストに残ることとなった

水野部長は「毎年、ホームランを打てるバッターは必要だ」と語り、今後のチーム編成に期待を寄せた

今回の新人テストでは、巨人のスカウト部長がドラフト会議に向けた戦略や心境を語り、選手の見極めが非常に重要であることを再確認できた。特に、若い選手の将来性を見据えたチーム編成が求められる中で、指名打者制度の導入も影響を及ぼすという意識が感じられた。
キーワード解説

  • 新人テストとは?:プロ野球選手を目指す選手が、球団のスカウトによって行われるテストで、才能や技術を評価される機会です。
  • ドラフト会議とは?:プロ野球の球団が新たに選手を獲得するための選考会で、各球団が選手を指名する制度です。
  • 指名打者(DH)制度とは?:打席に立つ選手が守備をしない代わりに、打撃専門の選手が出場できる制度で、主に投手の負担を軽減する役割があります。

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